めいめいの稽古が始まってます

0

    FullSizeR.jpg

    大所帯ですから、新しい出会いだったり再会だったりをいたします。

    はじめに大事なことを言っておきます「学生さんは1000円で見れます!」

    安けりゃいいってもんじゃないし、それで釣りたいわけじゃないですが、

    僕たちが扱う商品の、まずはウリの一つをお伝えしておきます。

    商品であって作品であります。

    山田さんが作ったトマトです、って写真付きでスーパーにおいてあるやつの

    山田さんが僕らですね。で、その山田さんはトマトを買ったお客さんの前で料理するし、食べた後に感想を聞く。

    そんな勢いの山田さん。山田さん、と例えて言いましたけれども、作品に関わる僕たちひとりひとりそれぞれが

    つくって、料理して、届ける、全ての生産過程に関わって、お届けもして、なんなら感想も聞いて、

    全部の工程に関わっていく、という特殊な状況。

    と、いうことで、現時点でわかっていることをお伝えするのに、一番わかりやすいのが値段ってわけなんです。

     

    12月1日から前売りが始まります。

    先行予約ができるのです。今回も近鉄アート館を3面舞台で使うことになりますんで、

    その舞台を選ぶことができるっていうわけです。

    とはいえ、舞台って、少しずつ作っていく関係上、今どこの面が一番お得かなんてわからないんです。

    ごめんなさいね。なるべくどの面にもサービスするように頑張りますんで。

    お早めにご予約お願いいたします。

    ご予約がたくさん入ると、芝居の質がどんどんあがります。これはほんとう。

    FullSizeR.jpg

    まぁ、そうでなくってもどんどん質はあげてくもんなんですけれども、

    例えば好きな人が見にきてくれるだけで頑張れると思うんです。ゲンキンなもんで。いつも通りだけれど。

    見てもらいたい人に見てもらえるっていうのは幸せなことで。

    もちろん、どなたも大歓迎。見たいって思ってくれる人が、僕にとっての見てもらいたい人。なのですから。

    で、今回見てもらいたいのは三田みらのちゃん。みなさんに是非見てほしい。

    今回はこの写真を使ったけれども、ある一瞬の写真は、申し訳ないが、ほんとぶっさいく!

    この写真にしたって表情が本当に豊かで。さっきのぶっさいく!の一瞬後にはまた違う表情になっている。

     

    ずっと見ていられます。

     

    40手前の男の御仁が、20手前の女学生を「ずっと見ていられます」っていうのはそこそこ問題のある発言だけれど。

    そこは嘘ではない。見せ所だと思っておりますよ。

    表情がころころと変わる。つまり見せ所が結構延々と続く。

    5年ぶりに再開した女優さんはしっかりと成長しておりましたよ。

    IMG_6276.jpg

    今回は学校と、家族を中心にお話は回ります。

    色んな年齢層の高校生が登場しますが、今回は僕はその戦いの輪から逃れることができました。

    教師をします。生徒から、少し、距離を置かれている教師の役をします。ちょっとさみしいけれども仕方ない。

    最近は会話会話ゆーてましたけれども、こんかいは結構エンタメの要素が強いように思います。

    エンタメってなんぞやっていうのもいろいろ考えないといけないけれども、

    気持ちの動きをしっかりと作って伝えるのが会話劇とするならば、

    正しい情報にやり取りを明確に見せる、っていうのがエンタメみたいな感じがします。

    たくさんのおだしを使って少し味の薄いお吸い物を作りましたが、どうです?いろんなだしを感じるでしょう?

    っていうのが会話劇だと、ふんわりと思っています。

    海鮮丼の魚の一切れ一切れがしっかりっと大きい、っていうのがエンタメなのかなぁ。

    まず、わかってもらう、っていう感じ。

    正しい場所に情報をきちんとつたえる、という感じかしらね。

    まだまだ模索中。

    どうぞ、おたのしみに。

     

    SHASEN×ステージタイガー

    めいめい

     

    【日程】

    2018年2月3日〜4日

    2月3日(土)19:00〜

    2月4日(日)13:00〜 17:00〜

     

    【料金】

    前売 2,500円

    当日 3,000円

    学割 1,000円

     

    【会場】

    近鉄アート館

    (あべのハルカス近鉄本店ウイング館8階)

     

    先行予約は明日から始まりまーす!


    クロス×シーン 終演いたしました。そしてぐだぐだと。

    0

      IMG_6166.jpg

      ブログを書くまで結構時間が空いてしまいましたが。

      ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。

      物語の中身に関しては、作家の思う部分ではありますが、みなさま、いかがでしたでしょうか。

      本番を終えてのち、見ていただいたかもしれない方や、見れなかったという方に対して、

      どういったアプローチで文章を書けばいいのかと、悩んでいる、現在深夜。

      一言お礼だけ、という事にすれば簡単な事なんです。

      どうもありがとう、まだまだこれで終わらず、先へ進んでいきます。序破Q。

       

      どうにもそういう感じではなくって。

      でも、演劇ってのは「刹那的」であるという見方もできるわけですから、

      これ以上は「言わぬが花」というところでもあるんでしょうかね。

      みなさまにおかれましては(もちろん僕もですが)「演劇’も’ある人生」がより豊かでありますよう。

      映画を見たい時には映画を見ればいいし、お芝居がよければお芝居でいい。

      布団でゴロゴロしてるのもいいと思います。

      料理をしてみてもいいし、コーヒーを飲んでもいい。

      ともあれ、豊かな生活を送っていただけますように、

      少しでも、かじってしまったからには、少数派、弱者、そういうものに寄り添って芸術を。

      芸術になっているだなんてのは結構と思い切った発言ではありますけれども。

      夢物語ではなくって、人間の良いところも悪いところも、そう思って作っていた部分があります。

      IMG_6191.jpg

      本編を見ていただいた方に向けて、知っていても知らなくってもどうにでもなる裏話を、

      今後もしかして、本編を見ていないけれども、観劇三昧さんでみたり(まだみていですけれど)、DVDを買う予定の方

      ここから先はお読みになりませぬよう(別に構わないけれど)。

      先に行っちゃってますからね、3つの時代を経た物語であるという事。

      僕が演じていた山県士郎は、山の方から来た不動産屋の息子という設定。

      どこから来たんでしょうね、福知山か、舞鶴か、ともかくお金を持っている家計に育っていました。

      僕が勝手に夢想していた人物設定ではあるんですが、妬まれていたんだと思います、親子共々。

      商売が上手であったのでしょうが残念ながら二流で。あちらが立てばこちらが立たず。

      敵の多い人生を送っていたんだと思います、父親は(息子である僕ももちろん)。

      優輔に出会って、みんなと知り合うきっかけとなります。カントクと自称する蔵田が愛する野球を媒体に

      まず、蔵田との距離は縮まって行っているものと思っています。

      その後、共通の女子に対し初恋を抱く事によって、宇治橋、その他生徒との関係を濃くしていきます。

      自身に友達ができたという多幸感から優輔の悩みや不安などは一切目に入らなくなるという、

      子供特有の残酷さを発現。「一生ついていく!」という発現は、成人するよりも前に破られる約束となるのです。

      ついていくどころか、ちらりとした一瞥を残すのみで、先に走って行ってしまうんです、士郎は。

      子供の頃の「一生の約束」なんてそんなもんです。大人になってからの約束は守りましたがね。

       

      でも、大人になってしまった後には、どうも優しい心というものをなくしてしまったのかもしれません。

      心を亡くすと書いて「忙」しい、とは誰かが言った言い回し。

      仕事が忙しくなってしまったため自分の息子に対して思いやりのある接し方ができないんです。

      愛情の欠損ではなく、自身の余裕のなさによるもの、と位置付けています。

      2幕、寿司屋のシーンでは、テキパキ仕事をこなさずマニュアル対応をする息子に対し苛立ちを覚えています。

      特にここは打ち合わせたわけでもなく、漠然と「昔のままであるわけがなかろう」という思いつきに対し、

      考察という肉付けをしていった結果、嫌われても構うまい、という思いのもとほんの一瞬の出番ですが、

      人間って年をとると、怒りっぽくなったりするよね、そんな事しないほうが周りにも自分にもいいのにね、

      と、わかっていながら回避できない精神状態、というものを表出させてみております。

      僕も、もう少し年をとると怒りっぽくなるのかしら。

       

      青年期には結婚前、結婚後とスーツを着替えておりました。

      いずれも、ほんの1、2つくらいのシーンしかないんですけれどね。小野愛寿香の入れ知恵で。

      変なところに力を入れて、自分の首を絞めるという事になりました。毎日の荷物がとても多いというだけですが。

      僕自身は優輔の目の前で「決める」姿を見せる必要があるんじゃないかなと思いながら演技を探っておりました。

      とはいえ、このようにここまで書いていながら、結局のところ、これすらも「一つの考えかた」でしかなくって、

      役者が各々持ち寄った結果に生まれた最適解というわけでもないのです。たぶん。

      なんじゃこれ、結局、「ありがとうございました」っていうだけでいいのになんだかながながと。

      いろんな受け取られ方があるお芝居なんだから、いろんな投げかけ方がある、という事で。

      ひとまずは丸く収めておきましょうか。

       

      まだまだ、今回の作品で得られた事もたくさんあったので、今後試していきたいと思います。

      お客さまに見ていただいた時に、人がそれらしく演じている以上の事を見せられるように。

      精進精進。おやすみなさい。もしくはおはようございます。


      クロス×シーン 11月17日〜19日 のお知らせ

      0

        IMG_5384.png

        もちっと情報は更新されてきますけれども、ステージタイガーが本公演をします!
        伊丹アイホールにて最新作の「クロス×シーン」という作品を上演致します。
        新しいメンバーを加え、劇団だからこそできる心揺さぶる作品を客席にお届け致します。
        メンバー全員で肉体を鍛え上げ、一丸となって挑みます。

        いるかいらないかはわかんないけれども、筋トレはいつもやってますから。

        ステージタイガー#008
        「クロス×シーン」

        【公演日時】
        2017年 11月17日(金)〜11月19日(日)
        11月17日(金)19:30〜
        11月18日(土)14:00〜/18:00〜
        11月19日(日)13:00〜/17:00〜

        【会場】
        アイホール(伊丹市立演劇ホール)
        IMG_5409.JPG

        【料金】
        一般 前売り3500円 当日4000円 
        学割1000円(大学生含む、要学生書提示)
        ※開場は開演の30分前、受付開始は45分前
        ※小学生未満など、お子様の場合はご相談ください
        ※全席指定席

        【チケット予約】

        http://ticket.corich.jp/apply/86444/002/

        【作演出】
        虎本 剛

        【出演】
        谷屋俊輔
        白井宏幸
        アミジロウ
        梅田脩平
        ザキ有馬
        鍋海光
        小林聖也
        椿優希
        小野愛寿香
        南由希恵
        竹林なつ帆
        虎本剛(以上 ステージタイガー)

        宮川サキ(sunday)

        Zキャスト(日替わりゲスト)
        11月17日(金)19:30〜 野村有志(オパンポン創造社)
        11月18日(土)14:00〜 とみずみほ/18:00〜 ネコ・ザ・ポンティ (元ステージタイガー)
        11月19日(日)13:00〜 大熊隆太郎(劇団 壱劇屋)/17:00〜 伊藤えん魔

        【あらすじ】
        境北口駅。
        そこは東西南北に線路が交差する『ダイヤモンドクロッシング』を持つ、「人生の分岐点」と呼ばれる小さな駅。
        山から海。田舎から都会。
        多くの人がその駅を訪れ、そして去っていく。

        そこに併設された郷土資料館で働く保坂優輔は、生まれてから一度も地元を離れた事が無い。
        夢を追う者も。諦め、帰っていく者も。ずっと彼らを見守り続けてきた。

        そんな保坂の息子が東京へ向かうという。
        「一つの場所に縛られた父さんの人生はつまらない」と。
        保坂は、思い出す。
        かつて仲間と懸命に走った日々。
        そして走れなくなった日々。
        自分がここに留まり続けた意味を。

        人生と、時代と、風景が走りながら交差する、ランニングクロス演劇が誕生!
        ステージタイガーは走る! 電車よりも速く! 誰よりも優しく!

        情報は随時公開していきますので、よろしくお願いいたします!


        助演するよ、世界が。 #クロスシーン #48HFP

        0

          IMG_6087.jpg

          一個一個、ブログを書いていきたいと思うんですが、

          あっちもこっちも、なんかたくさんありすぎて、てんやわんやです。

          フェイスブックにツイッター、このブログに、劇団ブログ。アメブトにミクシーにインスタグラムにラインになんだかんだ。

          あっちに書いてこっちに書いて、こっちに書いたことはあっちに書きにくかったり、内容が似てしまっていたり。

          こっちのブログもわりと見ていただいている方がいらっしゃるのが心の支えでございますよってに。

          まぁ、自分のブログですからね。好きに書かせていただきますよ。

           

          こないだ、助演男優賞をいただきました。

          一昨々年かな、カンヌに連れて行ってくれた48Hour Film Projectの大阪大会で。

          作品賞は残念ながらいただけなかったみたいなので(白井は稽古中だったので詳細は人づてに)、

          パリの大会には行けません。

          ちょこっと説明いたしますと、大阪と東京、あと世界各地の都市、それも一つや二つではなくって、150都市くらいかな、

          そのくらいの数の都市で、日本と同じように48時間で映画を作る大会が行われているんです。

          今回は僕はその大阪での大会の「助演男優賞」をいただいたんです。

          一昨々年は、大阪大会では何もいただけなかったんですが、「ウェルテル無頼」という作品が作品賞をいただいたので、

          僕らの作品がアトランタで行われる「Filmapalooza」という映画祭に出展されたんです。

          そこで、同じように世界各地で勝ち上がった「作品賞」の作品をみくらべられたうえで、

          僕がいただいたのが「最優秀主演俳優賞」!

          アトランタで賞をいただいたご褒美にカンヌ国際映画祭主演映画が上映される運びになったのです。

          これが、僕が自称世界の白井と行っている経緯であります。

          誤解されやすいのが「カンヌで表彰されたり、賞をいただいたわけではない」ということ。

          まぁ、そこのところは別に構わないのですが。都度、訂正させていただくことはありますがご容赦。

           

          そして、その「Filmapalooza」っていうのが今年はパリで行われるんです。

          世界各地の短編映画の強豪校の集まる甲子園みたいな感じですね。短編映画殴り合い。

          毎年いろんな都市で行われています、一昨々年はアトランタ、シドニーとか、今回のようにパリとか。

          大阪大会で作品賞をいただくことはできなかったので、おそらく「Filmapalooza」への出場資格はありません。

          残念ながら、今年は「大阪の白井」です。

          でも、めちゃんこ嬉しいです。助演男優賞ですから。たくさんの作品のなかで選んでいただけるだなんて。

          そして、もう、調子に乗って言うならば、僕が出ていた映画は、出演者が本当にたくさんいてて。

          別に僕のポジションなんて、「助演」とつくような、いわゆる、2番手というポジションではなかったんです。

          IMG_6096.jpg

          観客賞の3位もいただけて、お褒めにあずかり光栄の至りです。

          お客さんが、いいね、って言ってくれた何番目かなんだから(2グループあるうちの片方のグループの3位なんです)。

          みてくださったかたが、よかったよって言ってくれるのはもう超嬉しくって

          まだまだ頑張れる気がしています。

          もう、演劇の方は向いていないんだろうなぁとか思いながら。稽古に勤しんでおります。

          11月23日(木)から27日(日)にゲキゲキさんが「1000年の恋」って作品をされます。

          今回のシネマズギックスのチームに劇団から3名も出演だとか演出だとかで関わってくれた団体さん。

           

          こっちの話が長くなっちゃって、そろそろ明日の準備もしなくっちゃいけないくらいなんだけれども。

          早めに寝なきゃだし、なんなら、お知らせを、しなくちゃなんですが。

          映画でなら結果をコツコツ残せる白井が、演劇では手足をばたつかせながらもがいています。

          お話はとてもいい話。どなたのこころにもフックがかかって、きっと、見た方がそれぞれいろいろな情景を思い浮かべるお芝居。

          僕のお芝居に絡めとられるのはどんな生き方をしてきた人なんでしょうか。

          そういうたのしみかたもありますね。そんなお芝居です。

          見に来てくださる人がいて初めて完成するお芝居といっても過言ではないでしょう。

          ただただ、はじまりがあって、なんやかんやあって、終わりがやってくる、といったストーリーのお芝居ではない。

          感じて、繋がって、持って帰ってもらえるお芝居になるように頑張っています。

          IMG_6098.jpg

          ここから先は完全に宣伝モードではありますけれども、予約フォームだとかそういうものもありますんで、

          ご予約いただけたら超嬉しいです。

          写真と文章のバランスがとんでもなく最悪ですが。

          もう夜も更けてきているので、あしからず。

          それではみなさま、お休みなさい。

          起きてからこのブログを読んでくださった方はおはようございます。

          僕は明日の用意をして眠りますね。それではみなさま、朝から頑張って行ってらっしゃい。

          IMG_5384.png

           

          ステージタイガー#008 「クロス×シーン」

          【公演日時】
          2017年 11月17日(金)〜11月19日(日)
          11月17日(金)19:30〜
          11月18日(土)14:00〜/18:00〜
          11月19日(日)13:00〜/17:00〜

          【会場】
          アイホール(伊丹市立演劇ホール)
          IMG_5409.JPG

          【料金】
          一般 前売り3500円 当日4000円 
          学割1000円(大学生含む、要学生書提示)
          ※開場は開演の30分前、受付開始は45分前
          ※小学生未満など、お子様の場合はご相談ください
          ※全席指定席

          【チケット予約】

          http://ticket.corich.jp/apply/86444/002/

          【作演出】
          虎本 剛

          【出演】
          谷屋俊輔
          白井宏幸
          アミジロウ
          梅田脩平
          ザキ有馬
          鍋海光
          小林聖也
          椿優希
          小野愛寿香
          南由希恵
          竹林なつ帆
          虎本剛(以上 ステージタイガー)

          宮川サキ(sunday)

          Zキャスト(日替わりゲスト)
          11月17日(金)19:30〜 野村有志(オパンポン創造社)
          11月18日(土)14:00〜 とみずみほ/18:00〜 ネコ・ザ・ポンティ (元ステージタイガー)
          11月19日(日)13:00〜 大熊隆太郎(劇団 壱劇屋)/17:00〜 伊藤えん魔

          【あらすじ】
          境北口駅。
          そこは東西南北に線路が交差する『ダイヤモンドクロッシング』を持つ、「人生の分岐点」と呼ばれる小さな駅。
          山から海。田舎から都会。
          多くの人がその駅を訪れ、そして去っていく。

          そこに併設された郷土資料館で働く保坂優輔は、生まれてから一度も地元を離れた事が無い。
          夢を追う者も。諦め、帰っていく者も。ずっと彼らを見守り続けてきた。

          そんな保坂の息子が東京へ向かうという。
          「一つの場所に縛られた父さんの人生はつまらない」と。
          保坂は、思い出す。
          かつて仲間と懸命に走った日々。
          そして走れなくなった日々。
          自分がここに留まり続けた意味を。

          人生と、時代と、風景が走りながら交差する、ランニングクロス演劇が誕生!
          ステージタイガーは走る! 電車よりも速く! 誰よりも優しく!

           

          是非ともお待ちしておりまっす!


          見に来て欲しいと思っております。

          0

            IMG_6067.jpg

            なんだかんだで本番10日前を切ってしまいました。

            お知らせがぜーんぜん追いついていなくって申し訳ない気持ちで、現在も、

            すこしづつ、すこしづつ、一人一人にメッセージを添えておメールだとか、

            おダイレクトメールだとか、おラインだとかを送らせていただいています。

            もちのろんで、ツイッターとか、フェイスブックとか、ラインとか。

            こう流れていく感じの宣伝媒体は使っているんですけれども、

            僕はそういう発信するだけのツールを使っているだけで、どなたかが予約を入れてくださるなんてことないもんで。

            (それでも、ほんとうにありがたいことに、すこしだけ、いらっしゃいます。

            こちらからお願いもしていないのに(言葉通りの意味です)、連絡するよりも先に予約を入れてくださる。

            もう、ほんとにほんとに嬉しいです。

            こっそり予約入れてくれる人もいれば、連絡くださる方もいらっしゃいます。

            嬉しくてたまらんのです。

             

            とはいえ、あんまり、こう、なんというか「お願いしますね」って言えていないのが現状です。

            というか、今更遅いじゃん、っていうタイミングです。

            来週末ですからね、本番。17日の金曜日から19日の日曜日。伊丹のアイホールにて。

            友達とか、家族とか、身の回りにいる人を大切にする人たちが出ているお話です。

            おっ、いま、登場人物に焦点を当ててみると、なんとなくお話の雰囲気が広がりました、

            僕の頭の中で。

            なんというか、ストーリーの中にあるドラマを、割と重視して考えていたんですが、

            「どういう人たちが出ている?」っていう見方をすることで、サッと一瞬だけ頭の中がイイ感じになった。

            まぁ、僕の考えなんていうのはどうでもイイんです。

             

            いま、すこしづつ、お知らせをしています。

            あまり会ったことのない方にも、最近疎遠になっちゃった人にも、

            僕のこと覚えてないだろうなぁと思いながら、僕だって顔も忘れてしまっているかもしれないなぁなんて思いながら。

            情けない話だし、申し訳ない話なんですけれど、見てもらわないことには、話にならないもんで。

            恥を忍んで、たくさんの人に連絡をさせていただいています。

            それを言っておきながら、このブログを読まれている方の中に、まだ連絡がない、って方もいらっしゃるかもしれない。

            とんと、追いついていないわけです。

            最近連絡もしてこなかったくせに、宣伝だけはちゃっかり送ってきやがって、っていう批判もそんなに上がらないくらいに。

            何が言いたいかというと、お願いなので、みにきてください。ということなんです。

            作品も、まだあらがあって仕方ないんですけれど、本番までには、目の前で見ていただけるに値するものを作りますから。

            その、ちゃんとがんばるんで、みにきてください。

            FullSizeR.jpg

            こんな書き方するならば、こういう写真はどうも合わないなぁと思いながら。

            短い時間ではありましたが、いろんな人に助けられながら、僕もなるべくいろんな人の力になりながら、

            足りないままにもがんばっています。

            同じような内容をフェイスブックにもあげるかもしれません。

            ラインとかツイッターにも書くかもしれません。

            人に頼らないとやっていけないので、ちょっとした弱音とともに、でも、いいもの作っているので、

            みにきてください。

            できるかどうかわからないけれども、やるしかないんです。

            いま、なんとなく聞き流しているネットの映画評論家さんの言葉が励ましてくれています。

            「ガッツがない奴は神は助けない」「信仰への跳躍」だとか。

            だといって、こんなギリギリの時期に連絡するだなんてどうかしてるとは思うんですが、

            だからと言って、やらないわけにはいかないのであります。

            僕にできるほんの少しの歩み寄り方でもって、お知らせをさせていただいていきます。

            なるべく関わっていきたいなって思っているんです。

            なので、連絡が届いた方は、「あぁ、きたきた」って思ってくださいな。

            優しく見守ってください。もしくは厳しく叱ってください。

             

            IMG_5384.png

             

            ステージタイガー#008
            「クロス×シーン」

            【公演日時】
            2017年 11月17日(金)〜11月19日(日)
            11月17日(金)19:30〜
            11月18日(土)14:00〜/18:00〜
            11月19日(日)13:00〜/17:00〜

            【会場】
            アイホール(伊丹市立演劇ホール)
            IMG_5409.JPG

            【料金】
            一般 前売り3500円 当日4000円 
            学割1000円(大学生含む、要学生書提示)
            ※開場は開演の30分前、受付開始は45分前
            ※小学生未満など、お子様の場合はご相談ください
            ※全席指定席

            【チケット予約】

            http://ticket.corich.jp/apply/86444/002/

            【作演出】
            虎本 剛

            【出演】
            谷屋俊輔
            白井宏幸
            アミジロウ
            梅田脩平
            ザキ有馬
            鍋海光
            小林聖也
            椿優希
            小野愛寿香
            南由希恵
            竹林なつ帆
            虎本剛(以上 ステージタイガー)

            宮川サキ(sunday)

            Zキャスト(日替わりゲスト)
            11月17日(金)19:30〜 野村有志(オパンポン創造社)
            11月18日(土)14:00〜 とみずみほ/18:00〜 ネコ・ザ・ポンティ (元ステージタイガー)
            11月19日(日)13:00〜 大熊隆太郎(劇団 壱劇屋)/17:00〜 伊藤えん魔

            【あらすじ】
            境北口駅。
            そこは東西南北に線路が交差する『ダイヤモンドクロッシング』を持つ、「人生の分岐点」と呼ばれる小さな駅。
            山から海。田舎から都会。
            多くの人がその駅を訪れ、そして去っていく。

            そこに併設された郷土資料館で働く保坂優輔は、生まれてから一度も地元を離れた事が無い。
            夢を追う者も。諦め、帰っていく者も。ずっと彼らを見守り続けてきた。

            そんな保坂の息子が東京へ向かうという。
            「一つの場所に縛られた父さんの人生はつまらない」と。
            保坂は、思い出す。
            かつて仲間と懸命に走った日々。
            そして走れなくなった日々。
            自分がここに留まり続けた意味を。

            人生と、時代と、風景が走りながら交差する、ランニングクロス演劇が誕生!
            ステージタイガーは走る! 電車よりも速く! 誰よりも優しく!


            エキチカヘブン回想

            0

              IMG_6041.jpg

              先日の土日、台風の直撃の中、エキチカヘブンへの出演を果たしてまいりました。

              僕はbaghdad cafe'さんの手先となり、20分程度の会話劇に参加してきました。

              堺駅から歩いて5分ほどのところにあるpangeaというカフェスペース。

              名前はまだなゐという団体さんが主催するイベントお祭りイベント。

              多彩な差異のある才が集まっていろんなことをするというイベント。

              いろんな人がいろんなことを楽しんでやって、

              見ている人もいろんな角度からみて、楽しんだり、のんびりしたり、

              よしもあしも、いろいろ。なんでもあり。お気に召すまま。というような感じのイベントでした。

               

              ここに至ってしまったので、本当だか嘘だか判別つかないことを言ってしまいますが、

              baghdad cafe'の「JASH」という作品は、動きたくない、大きな声を出したくない、

              そんな一瀬さんの願望を叶えるような作品でした。

              地震でカラオケボックスに閉じ込められた人たちがマイク越しに会話をする、という設定のものです。

              ということを書いてしまっていいのかしら。まぁいいか、怒られたら誤って消そう。

              僕の個人的な感想としては、マイク越しだろうと何だろうと、会話の、成立するかどうかっていうのは

              相手の言葉を受け止めているかどうか、ということになるんだと思っており。

              でもそうなると、マイクでの会話劇って、本当に面白いなぁ。って思ったあたりでゲームセットと相成りました。

              面白さを感じて、もう少し遊びたいもう少しもう少し、って思いながら残された3分ほどを楽しむ。

              そんな感じでした。(お話自体は20分弱あったんですが、僕の登場は後半なので)

              会話のリズムをせっかく稽古で作ってきたのに、それを壊し出してそれが楽しいとわかって、

              そしたらあっという間に終演。という、腹八分目にもみたない感じの終わり具合でした。

              マイクでのお芝居なんてのは面白い取り組みだなぁと思うんです。さすがは泉寛介である。

              彗星マジックさんの「テレグラキ」は圧巻でありましたし、成瀬トモヒロさんは悲喜哀でありましたし、

              ThE 2VS2はえなちゃんに会えてよかったし、西村さんとかたねちゃんとか。

              ロープマン(39)はアルコール中毒だったし、SYSの男性の方は風邪を治してください。

               

              全部について語れるべくもなく、

              なんだかんだと眺めているうちに1日が過ぎていって、

              台風もどっかへ行ってしまって、綺麗な夕焼けが見えるなぁって思っていたら終わってしまっていました。

              いつもの無い物ねだりがここでむくむくとおきあがってくる。

              音楽ができたらいいなぁとか、あんなタイプのお芝居、こんなタイプのお芝居、

              漫才、コント、絵を描く、お酒を飲む、タイピングをする。

              いろんなひとがいていい。それを楽しんだっていいし、楽しまなくたっていい。

              どっちも自由。固苦しくなくっていい。仲良くなったって、仲良くならなくたっていい。

              なんかそんな感じのイベントだったように思いました。僕には。

              勝手な解釈かもしれないけれど。おもてなし、とはちょっと遠いところにいたようにも思いました。

              (それが悪いことだとは一定はおりませんのでね。)

              みんなが思い思いにたのしめばいいじゃん。というかんじ。

              IMG_5992.jpg

              初めてのbaghdad cafe'は僕には過ごしやすい環境でよかったです。

              楽したい目的でのコンセプトだったようなのに、案外とハードというか、おもてたんとちがう。って

              一瀬さんはなんども心の中で言ってたと思う。

              僕は、先にもお伝えしたように、勝手に楽しみ方を考えておりました。

              面白いミスもしたけれど。

              またご一緒して何か作りたいと思います。

              けっこうギッチギチのスケジュールだったけど、無理言って出させてもらってよかった。

              月曜日がおやすみで、僕がお金持だったら、もっといろいろ楽しめたのになぁと。

              そんなふうに思います。

              イベント、って名残惜しいもんな。

               

              ご縁に感謝。

               

              って締めていいんだろうか。

              読み物として、おもしろを描くには、いろんなひとがいたよって。

              写真付きでもっともっと紹介するべきなのかもしれない。

              けれどもどちゃくそねむたいので、また後日nyi-maに杉田さんに会いに行けばいいんだ、そうしよう。

              寝よう。


              いのちを見つめるシリーズ10 〜フードセラピスト牧統順一〜

              0

                IMG_5732.jpg

                今年も猟奇的な映画祭に参加してまいりました。

                撮影の雰囲気なんかはもう以前のブログで書いていますので。

                海外で活躍する写真家さんに撮ってもらった写真を使いまわしさせていただきます。

                本編の映像も実はネット上にあがっておりましてね。使ってもいいそうですんで。

                それならばと、たくさんの人に見ていただきたく。ご紹介。

                映像に関わることができたおかげさまで、僕の演技に対する考え方ってのがどんどんと変わってきました。

                なんか、がんばらなくっていい。っていう感じ。

                それでも、案外認めてくれる人がいるっていうことを素直に喜べるようになった。

                逆に僕も、そういう接し方ができるようになった。

                作品性にもよるけれども。

                 

                と言って、僕も、「うまくなる」ことができるんだったらうまくなりたいけれど。

                基準はそこじゃない。

                作品に沿っているかどうか。かなぁ。

                研究と経験と勘と知性と根性と努力と筋トレと思い込みと勘違いと。

                いろんなものが必要になるけれども、努力とか研究をもっと大事にしなくっちゃいけない。

                自分らしさ、っていうのは「楽していい」ってのとは違うんで、

                どうやって作品に噛んでいくか、跡を残していくか、ってことなんだと思っています。

                なんか、グダグダと書いても仕方ないですねぇ。 玉ねぎを演じた白井をご覧ください。

                通算、4回。

                48HFPに参加しました。

                そのうち、3回脱いでいます(磯部監督は脱がしてくれなかった)。

                だからなんだってお話なんですが。

                携わっている以上、他の方の演技や作品や、芝居を見ることはどんどん増えていって。

                嫉妬しない日はありませんね。もう、心の中はぐっちゃぐちゃです。

                あんな風になりたいとか、そりゃもう、中身の分も見た目の分も、自分の努力不足や、環境についてとか。

                無い物ねだりをしまくっていて。

                それでも、ありがたいことに「それでいいよ」って人が周りに少しづつ増えていってくれるんです。

                僕には勿体なさすぎるそういうありがたさに対して、できるのは本当に努力と、勉強と、研究と、なんやかや。

                 

                このセリフにはどんな意味があるのか。

                自分は作品の中でどういう役割を果たしているのか。とか。

                あー。

                違うなぁ、受けのいいブログってこんなんじゃないよなー。

                一行ずつ行間開けながら、

                 

                 

                みんなに出会えてよかった

                 

                とか、

                 

                この出会いを大切にしたい

                 

                とか、

                 

                耳障りのいい言葉の羅列を、感謝の気持ちをそえながら

                 

                 

                たまに2行くらいあけてみて

                 

                ありがとうとか

                 

                はー、くだらない。

                IMG_5731.jpg

                ご縁は感じているし、出会ってくれてありがとうも、もちろんありますから。

                それは、できる限り、ざっくりとじゃなくって、心と言葉を尽くして、語りたいんさ。

                 

                あ、それとですね、今度の11月10日の金曜日、

                今回の48HFPの結果発表がございます。

                また、何がしかのいい発表ができたら嬉しいなぁと思っていますよ。

                芸能人さんのブログでも読んで研究しなきゃですわな。

                 

                こちらもよろしくお願いいたしますねっと。

                IMG_5384.png

                 

                ステージタイガー「クロス×シーン」

                 

                【公演日時】

                2017年11月17日(金)〜11月19日(日)

                11月17日(金)19:30〜

                11月18日(土)14:00〜/18:00〜

                11月19日(日)13:00〜/17:00〜

                 

                【会場】

                アイホール

                JR伊丹駅すぐです。

                 

                【料金】

                一般 前売り3500円

                学割1000円(大学生含む、要学生書提示)

                ※開場は開演の30分前、受付開始は45分前

                ※全席指定席

                 

                【チケット予約】

                http://ticket.corich.jp/apply/86444/002/

                直接ご連絡いただいても承ります!

                 

                Zキャスト(日替わりゲスト)

                11月17日(金)19:30〜 野村有志(オパンポン創造社)

                11月18日(土)14:00〜 とみずみほ/18:00〜 ネコ・ザ・ポンティ (元ステージタイガー)

                11月19日(日)13:00〜 大熊隆太郎(劇団 壱劇屋)/17:00〜 伊藤えん魔

                 

                どうぞ、お待ちしております。


                | 1/1PAGES |

                calendar

                S M T W T F S
                   1234
                567891011
                12131415161718
                19202122232425
                2627282930  
                << November 2017 >>

                selected entries

                categories

                archives

                recent comment

                links

                profile

                search this site.

                others

                mobile

                qrcode

                powered

                無料ブログ作成サービス JUGEM