書いてなかったです。
エリーの晩餐会 episode10 エリーの晩餐祭
無事に終了してから、早3週間が経ちました。
こっちのブログでご挨拶をしていなかったのを思い出して、ようやく、
というか、こっちのブログ自体あんまり書いていなかったなって思ってごめんなさいですよ。
ステージタイガーの松原公演「ダイバー・シティ」が終わってから本格的に稽古開始して、
なんだかんだと3週間くらいで作った感じでしたね。
なんでか、スーツの下のズボンは履いていないし、ベイビイメタルを踊る事になるしで。
でもなんだかまぁ、裏話をすると、もう設計図の時点から結構ひどくって、
僕は演出じゃないんでなんとも言えないけれども、準備不足も甚だしい公演でしたけど、
べつにこういうイベントがあってもいいじゃないのって、そのくらい寛大な心がないと、ねぇ。
とはいえ、僕がよそ様の見に行って、こんな感じのお芝居だったら
どう思うんだろうかっていうのは甚だ疑問なんだけれども、そんな機会もないから、
転ばぬ先の杖じゃなくって、その反対のことわざを、言いたいところです。
杞憂、っていう意味に近いやつ、なんだっけ。まぁ、いいか。
魔人ハンターミツルギさんがインタビューで言っていた「これも演劇」っていのを心の軸に
取り組んできたんじゃないかなぁと自身を省みております。
蓋を開けてみれば角界満席で、といっても1ステージ20人程度ではあるんですけどね。
手を伸ばして届くところまでのものにはなったのかなぁ、と。
作品としても、興行としても。まだまだやりようはあるんだろうけど。
ご縁に助けられた晩餐祭でした。内外問わず、すごくいろんな方に助けられました。
ほんとうにありがとうございます。
僕と小永井コーキくんは「尻を弄ぶ男ふたり」という作品をしました。
とある有名な「命を弄ぶ男ふたり」を下敷きに、現代社会に渦巻く社会問題にメスを入れる、
いわゆるパロディなんですけど。
もはや、もとの、御大の作品を読もうとすると自動的に補正がかかってしまって、もうごめんなさい。
本番を迎えてからやり方がどんどん変わってしまったのは、反省すべきところですね。
今回見に来てくださってお客様が皆様、「命を弄ぶ男ふたり」を見たときに
僕たちのことを思い出してくれれば役者冥利に尽きます。
ところで、僕だけの話なんですが。
去年の今頃、カンヌに行ったじゃないですか、ほら、世界的な評価を受けて!
その時にはステージタイガーの「ランニングホーム」の本番のひと月ほど前で、
万が一の話だけれど、僕が何らかの手違いでフランスで一生を終えることがあったとした場合にどうするか?
劇団で会議が行われたのです。ものの5分くらいですけれど。
僕が演じた堀内一平という役を、もしも僕が演じれなくなった場合に誰に代役をしてもらうか、という会議。
そこで名前が挙がったのが、小永井コーキ君と誰だったかな、オダギリジョーさんだったかな。
まぁ、そういう、案外長いご縁の役者小永井コーキ君とお芝居ができて楽しかったのです。
こんな時代もあったねと。
ご来場いただきまして本当にありがとうございました!
同じ写真使ってますが、公演終了直後にフレッシュな気持ちで書いたブログがありました。
(証拠)ステージタイガーのブログの中に書いてました。
そちらもお時間あればみてみてください。
それでは、今後ともよろしくお願いいたします。
- 2017.04.23 Sunday
- 2017年のお芝居
- 02:18
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- by 白井宏幸