遅ればせましたな。ランニングホーム
少しづつ余韻を足元に落としていきながら、それでも書かねばならないブログかな。
なんというか、書きたい事というのがないんです。
こちらの気持ちとしては、お客様から頂いた拍手の質の良さったらなかったので、
あぁ、見に来てもらって「見に来てよかったなぁ」って思っていただけたんじゃないかって、
勝手に思えているので、なんというか、勝手に完結しているのです。
あまり、多くの言葉はいらないんじゃないだろうかと思ってしまっている。
とはいえ、人の前に立つ事を業としてしている身分として何も語らなくていいわけがなく。
それならば、語るべき事は何かあるんじゃないだろうかと思うんです。
今回の稽古期間は2ヶ月という、これまでのタイガーの本公演からすると短い期間でした。
space×dramaに呼ばれて、参加する事を劇団で決めて。
僕自身はたくさんかかわることができなかったんだけれど、実行委員会もあって、
すべての劇団の受付ブースでホットドッグを得る事になったり、できるだけこの演劇祭を盛り上げるように、
特にステージタイガーからは代表のhigeさんだけれど、なるべくがんばったのです。
できるだけ多くの作品を見ようと思いながら、結局2つの劇団さんしか見る事は叶わなかったけれど、
(だって、初の海外旅行や、稽古などで)できるだけ関わろうと思っていたのですよ。
さて、「ランニングホーム」のお話を少しだけいたしますとね、
(誰が主役だかという本質的な話は置いといて、ですが)「出演した映画がカンヌで上映されれば主役をもらえる」。
ということです。乱暴な言葉ですね。でも、そんな風に思っていた方が(身近な)人生は面白い。
おかげさまで、チラシの一番上に名前が上がってきてくれました。
でも、今回の作品では、谷屋さん演じる中川がいろんな人に評価されていたようで、アンケートなどでね、
あと、ユーチューバーのひと。↑こういう評価って、作品が上手くいっていたって事だと思っています。偏りなく。
「誰かのために頑張っている人」がよかったって思ってもらえたら、僕たちは成功者です。きっと。
稽古の段について語るには、とろろちゃんの事からとなります。
ステージタイガーで初めて「僕が直接声をかけた客演さん」という事。
作家の虎本さんから「若い女が欲しい」とブラッドピットみたいな話をうけ、
昨年末に参加した東洋企画さんで知り合った都呂路あすかさんに、出演を承諾していただく。
僕自身はほとんど絡む事のない、梅ちゃんのマネージャーという役を演じていて、僕は、面倒を見れなかった。
なんかいろいろと(こういうと何言ってんだと言われちゃいそうだけれど)もっと教えてあげる事があったかもしれない。
でも、それは他の劇団員だとか、僕たちが背中で伝えてあげられたかな?とろろちゃん。
だって、僕は僕で自分で言っちゃなんだがスロースターターだったり、カンヌに行ってたから、
とっても、出遅れていたんで人の事とやかく言えなかったんですよ、ごめんよ。
でも、彼女と僕の共通の知り合いでみにきてた子が、
「見に来てよかった、お芝居を見に来るように誘ってくれてよかった」ってとろろちゃんに言ってたって話を聞いて、
僕はとても嬉しかったのです。あぁ、呼んで良かったなって。
またどっかで出来たら一緒しましょうね。出演してくれてありがとう。
もちろん今回も出てくれた平ちゃんも、モリオさんもありがとうだし、
共演して助けてくれたみんなもありがとうだし。
アミさんは率先して「世界の白井」ブースを作ってくれてありがとうです。
僕にはこれが一番よくわからなかったんですが、終演後急いでタキシードに着替えて、
みなさんの前に「世界の白井がやってきました!」って大きな声を出しながら、練り歩いて、
作品の余韻を自分で打ち毀すという暴挙に出たわけです。
でも、なんだかんだ言って、みなさん、結構写真を撮りに来てくれたり、
SNSにアップしてくれたりして、盛況なイベントになったと思っていますよ。
「世界の白井」はそろそろ下火になっていくと思われますが、僕はも少し頑張っていきます。
またどこかで会える日を楽しみにしております。
この度はステージタイガー #007「ランニングホーム」ご来場、
本当に本当にありがとうございました!
- 2016.06.13 Monday
- 2016年のお芝居
- 01:49
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- by 白井宏幸