遅くなりましたが、ステージタイガー本公演#005「MATCH」全日程終了致しました!
言葉足らずきわまりないブログはつらつらと
ステージタイガーブログに書いております。
文章を書くのは昔から好きだったんで長々と書いてしまうんですけれども、悪い癖がでています。
順序立てて伝える、と言う事が上手くいかないんです、できないんですよね。
ここで、「よね」ってなんなんだろうという疑問が浮かんだ時点でそっちの話に行っちゃう。
どんな風に、上手く伝えられなかったのかという「例え」を出したり、
そしたらどんな風に治していけばいいと思ったのかという考えたり、そういう事ができない。
(順序立てて話すべき流れの文章を書いていながらの軌道修正は申し訳ないけれど)
今回のお話は、思いを伝えられない人のすれ違いの物語だったのかもしれないなぁと、
作り手の一部たる役者が物語の根幹について「かもしれない」なんて、怒られちゃうんでしょうかね。
(もう一度、紆余曲折させていただくけれども)
作りながらも影響を受けていた作品だなぁと。
作品自体にではなくて、作成期間の自分や自分を取り巻く環境に、僕は変化しなきゃいけないところを発見したのです。
ここまで書いておいて、一つ断っておきますけれども、作品の中の面白エピソードみたいなものはあまり無いと思います。
今の時点で、そういうエピソードを書こうという気分では無いだけでもしかするとでてくるかも、
やっぱり僕の文章は気まぐれのようです。でもですが、できる限り伝わりやすく書いてみようと思うのです。
伝わりやすく書いてみよう、と言う言葉は驕りだなぁ。書いていてそう思いました。
伝わりやすく書こうという事ではなくて、伝えたいという事を伝えようと言う事かな。
書きながら考えるというのも良い事のように思います、僕はすぐさま回転する頭を持っていません、
いませんし、そういう考え方をする事とする人を好みます。
ここからは具体的に非常に可能性の高い(というか実質100%)たとえのお話ですが、
今回のお芝居に関わってくれた人や、見にきてくださった方々には感謝をしています。
そして、そしたら、感謝をしていると言う事を伝えようと思うわけです。
そうしたら、こういう感じでブログを書いたり、知人であれば直接メールしたりしますよね。
「よね」ってなんだろう。
「ありがとうございます!わーい!」ってブログとかツイッターを見かけるのだけれども、
(それはそれで、サービスとしてきちんとするべきなのでできていないかもしれない僕は反省すべき)
どうにも、誠意に欠けるかなぁとも思ってしまう。
かといって、いまのコレみたいに「あぁでもない、こうでもない」って書くのはどうかとも思いますけどね。
とにもかくにも感謝をしているんですけれども、「感謝」って言葉の実感の無さに戸惑っているのです。
みにきてくれてありがとうございます!
と言う事は言える。それが感謝を伝えきれているんだろうか。
ありがとうございます、って言葉だけで伝わるようなもんなの?
それならそもそも、感謝をしてるんだろうか?なんて思ってしまったりもしてしまうんです。
でも、本当のことを言うと、これ以上の事はできません。
みにきてくれてありがとうという言葉の後に、ありがとうの気持ちを形では示せません。
感謝を表現できないからと言って感謝してないんじゃないかというのは倒錯だと思うのです。
例えばほら、観に来てくれた人が同じくお芝居をやってる人って言うのはよくある話で、
そういう人に対する感謝の示し方って、その人がやってる舞台を観に行く事になるのかな、
それははんぶんこですね。会いに来てくれたから合いにいける場所に行く、ってのでいいんでしょう。
(しかしまぁ、堅苦しい事考えているなぁ、僕の頭という奴は)
考えながら少しだけ答えのようなものがみえて来た気がする。しますよ。
代表のhigeさんが言ってた事なんですけどね
「でてくるお客さんの嬉しそうな顔が嬉しい」と。
烏滸がましい伊方ですけれども、「ありがとう」と感謝してもらえるような作品が作れればいいなぁ、と。
それは、とてもとても難しい事なんですけれども。
すばらしい空間を共有できていたことが何よりの証明になるような作品。
芸の道、という崇高な話ではないですけれども、なるべく多くの人に観てもらって、
みにきてよかった、ありがとう なんて言っていただける作品を作れるようになれれば、
今回の僕の感謝不足じゃないかなんて疑念は産まれないんじゃないだろうか。
だから、演劇ってのは(他の色々のモノゴト全てだけれども)お客さんありきなんです。
お客さん、というと商売っ気がでてしまって仕方のない事だけれど、みてくれるひと、ですね。
足りない足りないばかりですが、なるべく、観に来てくれた人にありがとうを言ってもらえるように。
できる限り手抜かりなく。
(また逆の事言うみたいですけど、コレってのは作ってる最中に考える事ではないですけれどね)
まぁ、そんなわけで、より良い作品を作れるように精進いたします。
こちらこそありがとう、といっていただけるまでは、みにきていただいてありがとうございます。
と言っていこうと思います。
ステージタイガー本公演#005「MATCH」
みにきていただいてありがとうございました!