たまには、息抜き程度の感覚でブログも書くよ。
好きなものは好きなままでね、これに関しては映画とビール!
これ、なんかめちゃくちゃバカバカしい映画で。
ざっくりというと、ビール飲みたい、飲んでるうちに世界は救ったけど、ある程度は崩壊してた。
昔は良かったなぁ。っていう映画です。
英国のコメディアンのサイモン・ペッグとニック・フロストが主演をはってる映画です。
そこにエドガー・ライトというイケメン監督(だけど背は低いらしい)が加わって、
ハゲデブチビのおっさんが、何かやろうぜっていうのが本作品。
この主演二人は「宇宙人ポール」にも主演してて、これもまたおもろい作品なのでまだ見てない方はぜひ!
もひとつ「ショーン・オブ・ザ・デッド」もこの二人の主演映画だったけれども、もひとつでした。
「宇宙人ポール」もなんだけれども、スルメをしがんでるみたいに味がでてくる映画だったなぁ。
1回目にはなんだか退屈で寝ちゃったんだけれども、2回目には、おや、なんだか感じが違うぞ、と。
「ショーン」もそうなんですけれど、アメリカ映画に対するオマージュっていうのか、
イギリスに持ってきてみたらどうなるのかしらん?というのが映画になるわけ。
アメリカ銃社会ではガンガンGUNを打ちまくってゾンビたちをやっつけるんですけど、
イギリスにはそれほど民間人には銃は行き渡っていないから、クリケットでやっつけたり、
僕には善し悪し分からないけれどもバンドさんのレコードびゅん投げてゾンビをやっつけるワケなんです。
そういう事で、イギリスに何かを持ってきたらこうなった、って映画だそうなんです。
で、この作品は、曰くジョン・カーペンターという監督さんの「遊星からの物体X」なんだって。
さて。
僕は心斎橋のシネマートで友達の宇野さんと見たわけだけれども、ビール飲みながら見るのが良いんです。
僕は自分の分のビールだけもっていったら、ジトっとした目で見られましたよ。
でも、こういう映画って、いや、ビールって、飲んだらおしょんしょんしたくなるじゃない。
そしたら大事なシーンが見れなくなっちゃうから、飲むペースは守らないといけません。
塚口サンサン劇場ではこないだ(結局いけなかったけど)美味しいビールを取り揃えてくれて、
一緒に映画も見ませんか?って企画をしつらえてくれていましたよ。こういう劇場さんていいですね。
この作品って、ホントたくさんの「有名な人たち」に褒められていまよ!
っていう宣伝Vがここにあります。
変な言い方だけれども、英国映画ってあんまり馴染みがないですよね、僕ら自身。
あんまり配給されないんですって、日本の映画館には。
なので、「
キック・アス」とかもあんなに面白いのに、有名人がいないからって日本には持ち込みたくないんだとか。
そんな感じで、多分がんばって宣伝しようとしてるんですよ。そういうのは観に行かなきゃって思うんですよ!
っていうか、ぷんぷんと面白い匂いがしていたのです。
そういう匂いを嗅ぎ分ける力は少しだけついてきましたよ!チラシ見るだけで、これいいぞ!ってのね。
「
パシフィック・リム」も半年前のチラシで「これいけるいけるぞ!」って思ったもの。
こんなお話をしてね、ストーリーがようやっとここから。
僕たちがたまにやってる魔都会です。魔都会についての説明をしなくちゃいけませんね。
【魔都-まと-】天満、福島、ウラナンバに代表される魔の都市の総称
一度入り込んでしまうと終電を逃す程度の被害にはとどまらない
それを分かった上で、1杯100円の生ビールの店だの、有機野菜専門の日本酒バーだの、
キリンビールの営業さんに北区で30位以内に認められたマイスターのいる店だの、
そういう店々が割拠する都(ミヤコ)に飲みにいく会合が 【魔都会】 である。
ストーリーについてですね。
イギリスには「パブクロール」っていう風習がありまして、一杯飲んで次の店!
っていうパブをクロールするように巡っていくというものなんですって、もう【魔都会】ですよ。
で、主人公が住んでいる町が本当に田舎町で、パブが12軒あるだけで他に何も無い町なんです。
高校生の頃が青春のまっただ中で、人生のピークであった主人公、その頃にパブクロールをしたのですが、
結局、途中のお店で仲間がつぶれてしまったりで、達成ならず、その最後のお店が「WORLD'S END」
主人公はそこにいけなかったという気持ちを心にずっと抱えたまま中年になってしまったんです。
当時の仲間を集めてもう一度世界の終わりにいこうぜって話です。
イギリスビールは1杯がメチャクチャでかくって、しかも甘いっていうから日本人には無理でしょうね。
そうこうしてる間に(なんて素敵な言葉なんでしょう)、実は既にその町(を含む世界中)が、
宇宙人に乗っ取られて、中身の人間もすっかり入れ替わってしまっていた事に気付くんです、
「地球が静止する日」のゴートのパロディマシーンもでてきたり、なんか最後には口喧嘩したり、
「なんか、黒人さんが本を持って歩く映画(後で調べたら「ザ・ウォーカー」)」みたいな世界になったり、
しっちゃかめっちゃかなかんじになって終わります。
上手い事説明できません、みたらえぇやん、ビール飲みながら見てね。
で、できる事ならば、僕はサイモン・ペッグみたいにウィンクが素敵にできるおっさんになりたいですね。
僕的課題映画システムとしては以下の2作品。
遊星からの物体X
ホット・ファズ-俺たちスーパーポリスメン!-