最近の事 個展とダンスと
- 2013.05.30 Thursday
- 日常
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- by 白井宏幸
ようやっと観る事が出来ました、「キャプテン・アメリカ」
「アベンジャーズ」「マイティ・ソー」は見てたのだけれども、これは未見だったんです。
「アベンジャーズ」をみて、じわじわふつふつと湧いてきた「マーブル欲」
こういう企画ってのは本当に面白いと思うんですよね、しかもヒーローものの。
続き物ではなくって、しかしながら、関連性があるってのは、
映画に見る「歴史」ってかんじがするんです。
そういう面白さってのは、映画の中だけではないんですけども、あるんですよね。
監督と役者のつながりだったりとか、舞台でもそうかな。
そういう事を考え始めると、監督とか役者さんが気になり始めてくるんです、
後は時代背景まで気をかける事が出来ると、
映画を見る楽しみがどんどん増えてくるんでしょうね。
うんちく言い出すとなんか、オタクっぽくなってしまうんだろうけれども、
そういう楽しみ方もありってことで。
なんか、最近映画を見てたのは見てたんですが、感想を書けてなかったんですね。
感想をまとめるてブログにアップする事でちょっとだけ調べたりする事で、
広がっていく感じがまた面白いんです。
例えば、今回の「キャプテン・アメリカ」には「アイアンマン」シリーズのトニー・スタークの祖父がでていたりとか、
マイティ・ソーの「キューブ(謎の高エネルギー体)」がでてたりとか(ま、ネタバレって程ではないよ)。
キャプテン・アメリカ/スティーブ役のクリス・エヴァンスはもちろん「アベンジャーズ」にもでてるけれども、
「スコットピルグリム」の邪悪なムキマッチョでゲイなアクションスターだったと知ってショック。
画像を調べて見るんですけれども、ルーカス・リーという役名の彼はもう本当に別人みたいになってます。
もともとのひ弱なスティーブが血清を打って強くなって、
70年眠りについて目覚めたら7人いる内の元カノの一人になってるなどと考えると面白いわけなのね。
ちなみに、「ピルグリム」の右から三番目の元カレさんが彼です。まったく別人。
キャプテンを育てる大佐さんの役でBOSSのCMの宇宙人のトミー・リー・ジョーンズがでているってのも、気付かないもんでね、調べて始めて分かる事。
「リンカーン」も見たくなってくるよなぁ、そういう事調べていくと。
そういう見方ってそんなに面白くないんですけれども、せっかく見てるんだから、
少しずつでも役者さんの顔とか覚えたいなぁっていう気持ちの表れとしてみてます。
まま、細かい事調べるのもあんまり得意でないので、感想に移りましょうね。
時は70年前の世界大戦の頃、ドイツとアメリカの2極の構図。
愛国心が強くて強くて身体の弱い主人公。とにかく正義の心で国を守りたい。
そんな事で、出身地を偽りながら徴兵試験にチャレンジするももやしっ子過ぎて失格の連続。
親友は体格にも恵まれていて、軍曹になっちゃうんだけれども自分だけが戦えない。というジレンマたっぷりの状況。
そんな彼がひょんなことからムッキムキになって、ドイツのヒドラ党っていう悪い組織のボスの、ある意味ヒトラーすら超えちゃった、顔真っ赤っかな悪人を懲らしめる話。
すったもんだもあるんですけれど、大筋をかいつまむとそんな話です。
ネタバレ的な事は書いていないよ、たぶんね。
僕はこっちが後だったんですけれども、アベンジャーズでアメリカさんが、あんまり強くなかったのが成立してたのが、
物足りなくもあり、しかしながら成立してたりもして、そういうのが楽しかったなぁと。
結局、これ見て分かったんですが、血清を打って超人になってたんですよね、アメリカさん。
普通のキャプテン、ってワケじゃなくって選ばれた人間だったわけなんですよ。そういうのをコレ見て知ったんです。
それなら、も少し強くてもいいんじゃないかな(アイアンマン、ソー、ハルクの陰に隠れすぎてたイメージ)。
あ、話戻りますけど、スターク(アイアンマンのじいちゃん)と少し絡んでるアメリカさんは、
アベンジャーズの時に、お孫さんのトニー・スタークにじいちゃん知ってんだぜ?って絡みをしたのかなぁ?って今更ながらに気になった。
ま、結局のところ、何が言いたいかっていうと、映画って面白いなってこと。
なんか、本当にあり得ない状況なんですよ、北欧の絶対新オーディンの宝物がでてきたりもするわけですし。
今度日本にやって来るウルヴァリンのツメと同じ素材の盾もって戦ってるマスクマンの話だったりもするし。
それでも、なにかっていうと戦争もののサクセスストーリー的なところもあって、セリフだけ聞くと結構偏ったことを言ってたりするんです。
もう、アメリカなんていったらアンチヒトラー、ビッグアメリカなわけだから、そりゃ、筋金入りですよ。
けれども、そこ目をつむっても、映画として楽しめる。
中盤にとあるダンスシーンがあって、そこも楽しませてくれるんですよ、単純に。するりとダンスシーンがはいってくる。
しかも、なんだか心地良いラインダンス。あぁ、娯楽だなぁ、と。
さてさて、そしたら監督さんが気になってきました。でも、調べたけれどもあんまり知らない人だった。
ただ、「ジュマンジ」の監督さんだという事が、なんか僕の心を躍らせたね。
盾が確かに究極的に強い金属で出来ているという事があるとはいえ(その特殊な金属を地球上からすべて集めて、ようやく盾1個分しか作れないほど稀少らしい)
盾だけで彼が強かったんではないという事が、よかったね(剣作ってたら話はまた大きく変わっていたかもしれない)。
というのが、けっこうアメリカさん、戦いの最中に盾を落としたり吹っ飛ばされたりしてるんです。
盾ありきの彼だけれども、盾だけの彼ではないよ、ていうアイデンティティの確率をさせるために、彼をちょっとおっちょこちょいにしてしまったのかしら?
自分のみを守る唯一の盾を飛び道具として使うのだ(銃をとりあえず持っているにもかかわらず)。
でも、そういうところを突っ込むのは無粋ですよ本当に。
とりわけ、超傑作、超大作、ってワケではないですけれども、それなりに面白い作品な訳なので。
筋肉増強剤を打ち込むテストの時になんでカプセルに入らないといけなかったのか?なぜカプセル内が光り輝いていたのか?
また、カプセルからの光に対処するべく研究員はしっかりと遮光のでっかい眼鏡をしているのに、スタークの兄貴はなんでオシャレ黒眼鏡?
博士はそのカプセルをなんで普通に老眼眼鏡で覗けるの?とか、考えだしたらきりがない事ばかりですけれどもね。
そこは、いいじゃん。映画なんだもの。
久々に書いてみました、映画ブログ。ではでは、またいつか。