となりのトトロ

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    まぁ、とにかく邪推でしたね。最悪の映画の「ムカデ人間」
    をみた後に口直し的に見てみたのだけれど。
    そん時のモチベーションとしてはトトロのモチーフは死神トロールで、
    サツキとメイは死んでる。って都市伝説を確かめたくてみてみたんですよね。
    真実味はある。ってのが、まぁ、一つの感想で、
    別に、証明したいわけではなくって、どんな風に見えるんだろうかね?
    ってくらいの気持ちでみてました。

    そしたら、アクビしてるトトロとか、とても怖いなぁ、って視点でみてしまったのです。
    メイちゃんなんて小さいからひと飲みされてしまうっていう、危険性は、あるのさ。
    アレは、いいヤツだって、前提持ってみてたらそんな事はないんだろうけれど、
    そんな前情報なんてない時にみたら(というか、悪い前情報もってみたわけだから)
    そういう怖さをもってみてしまったなぁ。

    宮崎駿さんの他の作品も、僕は見た目の可愛さなんかよりも、
    その先に、可能性として潜んでいる悪意とか、潜在的なそれが怖い。
    フリーター問題、幼女誘拐、もちろん自然破壊やら放射能汚染。
    そんな大問題、映画みたいに夢みたいに解決しないぜ。
    ってのを毎回思ってしまうんだよなぁ。
    ロマンっての大事なんだけれど、そう簡単にはいかないもの。麻痺してしまうぜ。

    と、そういう事で、僕が言いたいのは、世界の平和も守ればいいけど、
    とりあえず自分の平和は自分で守れ!って事なのかもしれん。
    確かに警鐘とか鳴らされてるけど、(話は自分勝手に飛ぶけれど)
    前すら見ずに歩いてる人が多いんだよなぁ。スマホ片手に。
    京都の事件のあのクソガキは、言っちゃダメだよ、でも、死ねばいい。
    けど、それよりも、そういう、危険性のない日常ですら、
    何か起こるかもしれないわけだから、自分の周りにせめてアンテナははってさ、
    自分の身体は自分で守らなきゃいかんよな。って思ったのだ。

    つまり、この映画の世界では悪意がない事が前提として成り立っているように思うんだわ。
    ネコバスかて、乗り込んだ瞬間に消化液とか撒き散らされたら、
    その場で昇天なわけですよ。
    悪意がなくても、無邪気な好奇心で被害を被る場合もあるわけで。

    なんの話だったかな。
    ともかく、トトロの都市伝説、つまり、サツキとメイは死んでる。ってお話。
    信じようと思えばいくらでも信じられる。
    そういう、見方もできたけど、そのスタンスで望んでも、
    僕にはそうは感じられなかったなぁ。
    でも、そのつもりで見た時のお父さんの強さったらないよなぁ。
    奥さんも身体を弱くして、子供も行方不明になって、って、
    僕の空想上のラストシーンという邪推があったにせよ、
    お父さんは妻のため、娘たちのために、力強く生きようとしている。
    そんな風にみてた。

    今更ながらだけど、良い映画だった。

    玉五郎@本町

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      ひさびさの玉五郎。
      らーめん不足を補うかのように、つけ麺 辛味750円。
      1.5玉をいただきました。お仕事が遅くまであったので、
      お腹なんかはそらぁ、減りますもんで、ずべずべとはいるわけです。
      玉五郎なんて店は、そりゃ有名であちこちにあるわけなんで、
      僕はあんまり通わないんですよね。美味しいにしても、そうでないにしても。
      有名店舗は、わりかし1回行けばそれきりで、行ったつもりになるのですわ。
      どちらかと言うとまだみぬらーめんに会いに行くのが僕のらーめん道、
      というほどのものではないけれど、それらしい言い方をすればそうなるかな、
      といった程度のらーめん道なので。

      ま、時間もお金も限られるわけで、同じお店ばかりに行ってられないというのが必定となってしまうわけです。
      てな事ではあるんだけれど、同じお店に行く時には前に食べたものとは別のものを食べようと思って。そしたら、辛味のつけ麺になったわけです。

      まぁ、そこそこでしたね。辛味なんてのは、亜種でしかなかったさ。
      確かに、色んな辛味の出し方はあるでしょう、
      あえて辛さの残るネギを添えたり、七味を入れたり。
      でも、つけ麺出汁がそのまま辛いってのは、
      まぁ、しかし、打算的と感じざるを得なかったぞなもし。

      別になんぞ否定をする肚ではないにせよ、
      本来の旨味を損ねてまで辛味らーめんをメニューにいれるというならば、
      いつぞや中野で食べた「藤丸」のつけ麺のように、
      海老辛とか、スパイシーな付け合わせをテーブルにタダで
      (ココは重要、すみませんね、なんか大きな事言っておきながら)
      おいてりゃいいのにな。とか、思うわけです。

      なので、僕は、
      玉五郎に関しては普通のらーめんがんまい!
      玉五郎に関しては普通のつけ麺がんまい!
      と、どちらかを確信を持って言うために、
      後2回は、近いスパンで玉五郎を訪れなくてはならないと思った次第でございます。

      春キャベツの醤油豚骨らーめん@南森町

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        僕がやらねば誰がやる!

        先日は身体にらーめんが不足していたもので、らーめんが食べたくなりました。
        それはそれはらーめんが食べたかったものです。
        しかしながら、お給料前というのと、
        博多帰りの際に心に決めた『節制』というふた文字が僕の心を締め付けましたもので。

        それならば。
        キャシャーンがやらねば誰がやる!
        僕がやらねば誰がやる!
        春キャベツ入醤油豚骨らーめんを作りました。
        僕はそれこそ、何度でも言うが『キャシャーン』はB級映画ながら良作だと思っております。

        麺はマルタイの棒らーめん。豚骨醤油味。
        袋らーめんもまぁ、ありですが、僕は家で作るならマルタイの棒らーめんは外せません。
        間違いありませんので、ぜひともお試しください。

        お鍋に春キャベツとニンニクの細切れを敷き詰めて炒める。
        その後に肉ワンタンをのっけて、お水を少々。
        ワンタンのキャベツ蒸し。ですね。これで具材は出来上がり。

        まぁ、あとは普通のらーめんの作り方とおんなじです。
        らーめん作ってその上に具をのっける。ゆで卵ものせて、
        あとはゴマをふりかけてできあがり。

        あとはご飯をに卵とバターと、お醤油をあえて炒めたバターライス。
        明太子をのせて。

        スープに凝るところまではいきませんけれども。
        たまには自作もうまいものです。が、お店巡りもまたやりたい。
        そんな事を思う最近です。良いお店があれば教えてください。

        ピナバウシュ 夢の教室

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          先日のステージタイガーワークショップのある日のお昼間に、
          テアトル梅田にみにいってきました。
          先日、『pina 踊り続けるいのち』はみてきたんですが、それとも、また違う面白さ。
          ダンサーアシスタントのIMOさんと一緒に、
          オープニングから心で号泣の一時間半でした。
          テアトル梅田では今週末までですが、神戸元町では来週末までやってるみたいです。
          よろしければ、ぜひとも。とても素晴らしい映画でした。

          今回はステージタイガーのワークショップの講師をするということもあり、
          何かの一助となればとも思いましたけど、
          そういうのさておき、やりたいと思うこと全部イリしてた感じの映画でした。
          愛情ですね。

          僕もよく知らないんでなんとも言えないんですが、
          ピナ・バウシュという世界的に有名な舞踏家が、ダンスの経験のないメンバーを集めて、
          ひとつのダンス公演『コンタクトホーフ』を上演するまでの
          (多分)一年間を追いかけたドキュメンタリー。
          公演稽古はおそらく毎週土曜日、
          最初は本当に、肩肘張ったり、
          感情を出すのを怖がっていた40人の10代の生徒たちの心を、
          共に向き合う事で解していき、広げていく。

          そういう、映画でした。

          愛情に満ち溢れた現場、というか、環境でした。
          すぐにできなくてもいい、あふれるものをだしていこう。
          できないなら一緒にやってあげる。
          そういう、愛情。

          この映画、東京ではコンドルズの近藤さんが宣伝隊長になり、
          ロングラン上映をしているらしい。
          ピナ・バウシュ当人は2009年に亡くなられているための追悼企画のようであるけど、
          やはり関西とは意識が違うんだなぁというかんじ。
          僕もあまりダンスの方面の芸術には明るくないのだけれど、
          というか、ピナの名前すら存じ上げなかったのだけれど、
          こういう事を『きっかけ』にできればいいなと思う。

          ピナは以前日本にも来たらしく。
          作品のそこここにでてくるんですが、出演しているダンサーの少年少女
          海外だからという事でくくってしまう僕は本当に日本人だなぁと思ってしまうんだけど、
          様々な問題を抱えていたりします。
          移民の問題だったり紛争だったり、家族を亡くした人もいる。
          もちろん、そういう事で子供とはいえ、僕らなんかに劣らない感情だったり、
          考え方をもっている若い人たち。問題意識というのかな、それが高い子供達もいるんだな。

          日本という国は、安全であったり平和であったりと言われていた。
          最近は全くそういうものではなくなってきた。
          安全で平和であったこの数十年に培われた意識のせいで、
          損なわれてしまった平和もあるように思う。
          とはいえ、そういう感情も、感覚も日本の美しさであると思うんですよね。
          だからこその来日ではなかったかと思うし、思いたい。
          1986年の事だそうです。

          桜とステージタイガーワンコインワークショップ

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            どうも。こんにちは、白井です。
            ようやく春らしくなってきまして、あたりには桜が咲いたり散ったり。
            日本という国は美しいので、その美しさを心の中まで持ち寄って行きたいものです。
            魂であったり、思いやりであったり。
            さてさて、白井は所用があって実家に一時的に帰宅しているわけですが、
            明日には大阪に戻り、ワークショップの講師をさせてもらいます。

            「関係とリアクションで3分の作品を創る」

            と題してのステージタイガーワンコインワークショップ!
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            先日の基礎練の時間を借りて、
            タイガーメンバーと当日きてくださるアシスタントでダンサーさんの
            IMOさんとに協力してもらって、いくつかのひらめきを得たりして。
            どれだけ準備しても、足りることはないし、実際に参加してくれる方がいる事で、
            そこからの広がりは幅しれず。

            そういうわけで、なるべくたくさんの方にご参加いただきたいしだいです。

            基本は身体をつかって、相手の人と向かい合う、という事をベースにして、
            触れ合う楽しみというものを再認識してもらおうと思います。スキンシップ大事!
            そこから、考えた結果、あんまりむつかしい事は盛り込めないので、

            「出会い」と「別れ」

            をテーマに据えて作品として掘り下げていこうかと思っています。
            つと手が触れて、その手が離れるまでの間にも出会いと別れがあります。
            小さな出会いと別れを大事に大切に。
            と、そんな感じで手の内を晒してみてますが、さてさて、うまくいきますかどうか。
            先日もタイガーのメンバーの協力を得て行ったお稽古では、
            人数分の変化がみられたので、参加者の数だけ可能性が出てくるのだなぁと、
            ドキドキしておりますよ。
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            遅れてきた方も全然問題なく参加できるようにプログラムは組もうと思っていますので、
            お気軽にいらしてください。

            1回500円!
            ワンコインで受けられる「虎の穴ワークショップ」

            前回大好評をいただいたワークショップを再開催!
            多くの新人を育て上げ世に放つ、ステージタイガーの稽古場
            「虎の穴」をワークショップ形式で皆様に開放いたします!
            ステージタイガーの虎の子とともに、俳優を目指すあなた、
            身体を動かしたいあなた、演劇に触れてみたいあなた、老若男女問わずお待ちしております!


            【講座の流れ】

            19:00 開講

            講座 白井宏幸の「関係とリアクションで3分の作品を創る」
            ※約2時間

            21:00 閉講

            会場:高槻市城内公民館

            よろしくお願いいたします!


            天照@福岡 赤坂

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              博多の最終休暇にいってきました、烏骨鶏らーめん、天照。
              昨年末にいった時には時間がうまくあわず、
              というのも、天照、18時30分までしかお店があいてないというので、
              一応はお仕事でいってるわけだから、
              らーめんを食べるために早退なんかできるわけないですからね。
              そういった事で、年末には一日しかなかったお休みを
              利用して行こうかと思ったその日がうまい具合に定休日だったのです。
              なくなく、別のお店にいった事があったんで、
              今回の遠征(仕事)の内に、いつか行こうと思っていたのを、
              実はすっかり忘れていました。

              おりしも、福岡滞在の期間の中の最後の休日。
              その日までぽかーんと忘れていたのですね。
              で、なんとなく、ふと、その天照を思い出したんですよ。
              あぁ!すっからかんと忘れてたわん!と。
              で、なんとなく食べログで調べてみたのです(天照は食べログでも高得点だったのです)。
              そしたら、僕がいた場所の目と鼻の先にあったのだ。

              聖闘士でいうなららーめん座ですね、僕。
              神のご加護が、多分ある。

              ほんで、まぁ、食べに行ったわけです。美味しいね、烏骨鶏。
              精進料理の良いスープ。
              身体によさそな、福岡とは思えないよな、醤油ベース。

              お店の人が感謝の気持ちでやってるかんじが心地よい良いお店でしたよ。

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