脳内ニューヨーク
構造が面白い映画だった。
後半のもにゃもにゃを魅せる為に前半の、取り付く島もない家庭環境、
というか、走り出しがあったのだろうなぁ。ではあるのだけれど、
前半のほんの序盤についてはどんなストーリーでも続けることができたとはおもう。
けれど、一般的に言って、パッケージに騙された。
けれど、一般的に言って、パッケージに騙された。
もっとほんわかとしたお話かと思いきや、前半なんて、重い重い。
でも、なんだかその人生の重みのようなものがどんどんと効いてくる。
でも、なんだかその人生の重みのようなものがどんどんと効いてくる。
どんな人生であれ、というところだろうなァ。
分類すれば人間は何らかの病気にかかっているというコトだそうなんだけれど。
別に病気でなくても苦難はあるだろうし。
けれども、この作品さ苦難のひとつの発露として病的を選んだみたいで。
けれども、この作品さ苦難のひとつの発露として病的を選んだみたいで。
そこに繋がる要因として人間関係であったり、なんであったり。
様々な問題が主人公のまわりで展開される。
総じて。
個人的大河ドラマなんですな。大河ドラマ、というくくり自体がどうかと思うけれど。
総じて。
個人的大河ドラマなんですな。大河ドラマ、というくくり自体がどうかと思うけれど。
伝記と言えなくもないか。
そういうものは、面白いものになる。
そういうものは、面白いものになる。
どんなダメな努力家しない人間であっても、薄っぺらい人生には、ならない、はずなので。
がんばる人にはがんばる人の分厚い人生が。
ダメな人にもそれなりにダメな分厚い人生が。
それを美しく魅せるのが、汚く魅せるのが、溌剌とさせるのか、
がんばる人にはがんばる人の分厚い人生が。
ダメな人にもそれなりにダメな分厚い人生が。
それを美しく魅せるのが、汚く魅せるのが、溌剌とさせるのか、
退屈にみせるのか、そのあたりが映画の魅せ方の妙なんだろうなぁ。
嫌われ松子の一生も、これに似てる印象を受けた。そういう感じです。
嫌われ松子の一生も、これに似てる印象を受けた。そういう感じです。
病気と言えば、病的船団。2日の火曜日、19時から!
in→dependent theatre 1stにて!お待ちしております!
in→dependent theatre 1stにて!お待ちしております!
- 2010.10.31 Sunday
- 映画
- 18:31
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- by 白井宏幸