そんな事ない

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    慣れって凄くて。炭酸には知らぬ間にビールで慣れていたのだろうか?しかし、面倒な人にはどうにもなれる事ができない場合が多いのだけれど、そこのところは仕事なので仕方ない。

    ペプシはそれ程大変な炭酸ではなかったな。少し仕事の時間が減ったのもあって、早目に稽古場に向かうところ。でも、時間があまりそうなので、京都で折り返してみようかとか、不毛な妄想もしつつ。さてさて、近々実家にも帰ろうと思っているところ。

    ところで、本番まで後31日と迫ったところで、その事とは直接関係ないのだけれど、僕は少し貧乏性なところがあって、いま、ベルサイユのばらを愛蔵版で読んでいるのだけれど、その栞に使っているのが5000円分の商品券なのである。なぜか。

    いまさらベルバラ?
    ではなくて、
    漫画にしおり?
    そこでもなくて、
    しおりが商品券?
    なのですよ。

    5000円。
    という、あっちにも、こっちにも行きづらい金額のお金の使い道をスグに考えつけない僕は少し貧乏性なんだなぁ、というだけの話。

    トニー滝谷

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      村上春樹さんの同名小説の映画化。現代文学の映画化の良い例であると思う。
      文学性だったりそういうモノを損なわずに、
      いわゆる、作り手の中にある尊敬を損なわずに作り上げた良作と言えるでしょう。

      例えば蟹工船。実は僕は不勉強で、蟹工船を読んだコトはない。
      映画評を見たところ、全く違うモノに作り変えられてしまってるような気がして仕方ない。
      原作の素晴らしさを伝えるためであってリメイクであっては、ならん!
      っていうか、残念、寂しいのです。

      でも、トニー滝谷は、
      そういうコトがどちらにも感じられずにするすると身体に染み込んできましたよ。
      原作を抱えながら目を瞑って見る事ができるような作品でした。
      とても静かな、緩やかな、孤独。
      幾分、贔屓目に観ているにしても。

      先のないお話です。
      生まれてくるのは囲まれて、
      死ぬ時は、やっぱり、ひとり。
      そんな考え方にさせられながら、
      また、もともとあった、関係性を大切にしなければいけないということ。
      そっちの側面もある。
      そっちの側面をみるべき、なのかなぁと。
      何度か見ているうちに見えてくるものもあるものだ。オススメです。

      劔岳 点の記

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        なるべく、旧作の安いのから平定していきたかったのだけれど、
        あったので!やっ!と、借りてしまった。
        本当に最近は映画漬かりであるな、
        しかし、人並みに、いや、人並み以上のその少し下なので、人並み程下に。

        ここ最近は僕も意外と知人に誘われて山に登った事があり、
        これまた素晴らしい景色と経験を得る事ができたりした。
        浅野忠信、香川照之!宮崎あおい、松田龍平、モロ師岡、
        仲村トオル、夏八木勲、役所広司!
        個性的かつ実力派キャスト陣で作られた本作。
        ストーリーをそっちのけて見るならば、まさに、神の視点でみているかの如くです。

        監督の、曰く、これは撮影ではなく、苦行である、と。
        悠久の自然、儚い人生。
        自然の美しさは、厳しさの中にしかない。

        映像だけをみていても、この映画の素晴らしいところが伝わってくる。
        どちらかというと、ストーリーを追う必要はありせんと、思うのである。
        厳しい自然の中を、緊張の中歩む人たちの後ろを、オーケストラの音色が流れる。

        ついでだから、ストーリーを言っておくと、
        日露戦争に勝った日本國が、威信を示す為に、
        陸軍参謀本部陸地測量部の柴崎芳太郎に白羽の矢が立ち、
        未踏峰の越中剣岳に測量にゆく事になった。
        で、(お遊び半分の、金にものを言わせた階級の人達である)
        山岳会も同じくして剣岳を登頂するという。
        いや、お遊びってわけでもないのだけれど、少し、心意気を違にした人達である。

        仕事として測量をしながら軍の威信を勝手に双肩に乗せられた測量部の長。
        世の中や、軍部上官から、がんばれがんばれ言われながら山を登る。ってお話。

        さて、どっちだ、どっちだ?というお話である。

        雪崩に呑まれてしまうシーンでも実際に松田龍平さんは、
        雪の中に埋められて失神間際の演技をする事になり、
        実際にそのシーンが使われたという。
        浅野忠信さんと、香川照之さんが、
        ホンの数カットを取る為に9時間もの道のりを実際に歩んだという。

        ノーCG、ノー空撮。
        そして、いちいち背景が美しい。
        宇治長次郎を演じる香川照之さんったら、
        また、いつもの如く素敵なんだから。

        世界は広い。厳しくて美しい。
        僕らは目の前にあるものだけをしか知らぬままに儚い人生を過ごそうとしているのか。 映画館で並ばずにチケットが買える!

        わたくし生まれは昭和です

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          横尾忠則先生だ!
          近代美術の、なんか、偉い人。
          時代を作った、そして、担った、偉い人。僕にはそのくらいの知識しかない。悪いが、ジャパニージーであるよ。自覚の上さ、ジャパニージー。構うものか。

          懐にどれだけものを詰め込んでも、容量はオーバーにはならんです。幾分取りこぼしはあるにしても、だけどもね。
          取り込めば取り込むほど、足りない物を自覚できるという果てのない悲しい道のりではありますが、それも醍醐味の一つと思い、愚直に邁進出来れば素晴らしい、ありがたい。

          アバンギャルド。

          こういう言葉が今なお新鮮に感じられる。知らない物は全てが新しい。そういう事を思えば、最新、を、追い求めなくても良いと思えば幾分来が楽になる。がんじがらめられなくなる。

          好きな物だけ追ってりゃいい。ってわけでもないけれど、必死にならんでもよいわけです。あれこれと、必死には。大事な所だけ、まずは、必死に。次点は、次点なりに必死に。結局、必死かい。あまりに欲深になり過ぎる度に自省する気持ちを想起するスイッチを持たなきゃやっていけないなぁ。

          と、最近。思った。
          反省。

          さてさて。
          しかし。楽しみなものは楽しみなのであり、

          ダナ パニ@肥後橋

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            あまり、足を運ばないところにいく時にはiPhoneの食べログがとても役に立つよ。今回は、大坂の国際美術館?だったかな、にルノワールを見に行ったので、そこの近くのご飯処を探したくって使ってみたらば、やはり、僕はインドカレーを検索するのです。細菌はどうにもカレーなる日々のようで。バランスよく、映画、小説、カレー、らーめん、(実は最近)漫画を平らげていきたいところなのです。

            後はお芝居の稽古と、宣伝とを。ふむ。7月の末にはステージタイガーの旗揚げ公演『ボディ&ビルディング』が行われますよ。予約していただけるならばこちらから。ぜひにー。 チケット予約はこちらから

            さてさて、ダナパニ。
            そこそこしっかりと辛味のある、でも、目を見張る辛さ耐性を身につけつつある僕にとってはまだまだ序の口、宵の口。大海を知らずな僕だけど、インドカレー被れ程度には戦える。ナンのお代わりは無料でしたので好意も感じつつ。

            カレーが2種類とサラダとライスで790円。ラッシーは別売りだ160円。サービスだと思って頼んで会計の時に驚いた。美術館に行く僕なので、その辺りは、片鱗見せず、落ち着いたふりをするのだ。

            味蕾はしっかりと、ぷちぷち弾けているのかなぁ。そろそろ印度屋の(カレーライスだけれど、)5年前には太刀打ちできなかったエキストラダイナマイトに挑戦しよう。

            また、会う日まで。
            心の力を強く蓄えておきます。

            誰も守ってくれない

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              マジックアワーをみた流れで、佐藤浩市さんがみたくなったので、
              借りて観てみたのが、こちら。
              志田未来ちゃんがでているというのが、僕の背中をしっかりと押してくれた。
              可愛くてたまんないですね。
              まぁ、わかりやすい良作で、世間の目とか、いわゆる見えない敵を最後まで倒せない、
              という所で、問題の着地点はぼやかしているところがある。
              と、いうのも、割と勧善懲悪的に作られてはいるのだけれど、
              結論の先はみえないようになっているので、
              その辺りは観た人がどんな風に判断するか、という事になる。
              やっぱり、主役の2人に拠るよなぁ、というのが、感想。
              感情移入するのは割かし簡単で、
              後は2人と世界との戦いの中に代理で飛び込むという事なのだろう。

              ストーリーは、志田未来ちゃんのお兄ちゃんが、殺人を犯しちゃって、
              それで捕まるのだけれど、佐藤浩市さんが「被害者家族」を保護する立場になるわけです。
              どれだけ志田未来ちゃんが可愛くっとも世間からみれば、
              犯罪者の家族だという事で槍玉なんですわな。
              志田未来ちゃんの彼氏役の気に入らなさったらはじめっから僕は眉唾でしたけれど。
              ともかく、なんていうか、自分の身は自分で守らなきゃいけないんだよ、って。
              佐藤浩市さんだって歳をとるんだから、いつまでも走って守ってはくれない。
              今や粋なおじさんなのだから。

              忍び寄る年波に負けない様に僕も、健康を大事にして、
              いろいろな物事を知る努力をしよう。感性は来るに任せておけばいい。
              でも、それもとても大事なのかも知れないねぇ。
              柳葉敏郎さんの、途中で手のひらを返すところが人間味があってとてもよかった。
              けれど、最後には味方になってくれたところが、見世物のよろしくなさを感じた。
              なーんつって。

              溢れ返るラムネ達

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                我が家の近くのセブンイレブンは、冒険王です。ビィト!いつ再開するのだ!冒険王なのです。
                どんだけー?なのかってーと、カップらーめんの種類が90種類近く。冷蔵庫には各地方のラムネが居並び、レトルトカレーも30種類程度、ご当地ものから、超値の張るものまで。
                そういうわけで、疲れてる時には少し気を紛らわせたかったのか、ちょっと興味を惹かれてしまった。また、こういうのを見るとむくむくと物欲がわいてしまうのだけれど、こういうのなんて、もう、奢侈以外の何者でもないもんね。ワインの味とかわかるようになりたいけれど、僕は、多分、いまの所そういうことがわかっていい状態を与えられていないのだもの。

                与えたれたものでやっていくしかないのだ。と、青豆はいってた。無茶も無謀もすればいいけど、無い物ねだりはすまい、すまい。欲しがるノン!なりたがる努力イェス!って訳ですよ。

                でも、ラムネの近くにある、レトルトカレーとカップらーめんの品揃えの多さ!
                ここにも、ホント目を見張るものがある、最寄りのセブンイレブン。最寄り駅から我が家までの道とは、少し外れて立ち寄るには少し遠回りになるセブンイレブン。
                漫画をあんまり置いていないので、立ち読みをする楽しさはあんまりないセブンイレブン。

                ザ・マジックアワー

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                  今のところ3回観た映画です。面白いね。
                  世界観と笑の部分がよい意味であやふやで。
                  映画館でみたという事が今になるととても、ラッキーなタイミングだったなぁと思う。
                  戸田恵子さんが大きく見えたのも、映画館ならでは。
                  何度も繰り返して見る事で味が出てくるのに、今回になってやっと気がつきました。

                  夢があるねぇ。
                  リアリティと、夢と、嘘とが共存、してるような、素敵な、世界。
                  全員が本気で、騙す気もなく、嘘を本当についているの。

                  あの、設定上の街は、素敵な架空の、世界。

                  あ!こんなところにも香川照之さんが!
                  いや、でてるからもっかい見ようと思ったのだけれどね。
                  エボラ商会の会長さん。

                  もぅ、ホント!佐藤浩市さん、死と隣り合わせ!
                  しんぢゃいますよ!
                  そんな勢いで生きたら!
                  命からがら!

                  寺島進さんも、これまた、生真面目なヤクザの右腕。
                  ラストシーンの、弟子にしてください。の、為のお芝居を、最後まで続けてる。
                  快哉に向けてのフラストレーションを高めていってくれるお芝居。

                  西田敏行さんも、素敵。最後のシーンではやっぱりいつもの西田さん。
                  だいたいにおいて、この世界で、
                  MAX荒唐無稽の佐藤浩市さんに対して正論を吐く役目の人。
                  伊吹吾郎さんも。味があって、好きだなぁ。撤収!つってね。

                  ともかく、全ては、ラストシーンのために。
                  そして、エンドロールで、またみたくなるような工夫。よいなぁ。

                  俺に会いたきゃ、劇場に来な!

                  なんつって、なんつって。
                  映画館で並ばずにチケットが買える!

                  さまよう刃

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                    東野圭吾さんの小説。こないだ映画化されたみたいで、少し気になったのだけれど、映画には行けずになんとなく小説を読んでみようと思って読んでみた、のだけれど、わりと予想通りのストーリーでしたな。
                    タイトルで、内容がわかる、という。大体のストーリーは想像つきます、つきますでしょ?つくんですよ。

                    しょうもない、クズみたいな人間(未成年のバカガキ)に愛娘をレイプされて殺された父親の逃避行、と、それを追う刑事達の話。

                    小説としては、ストーリーが非常にわかりやすくて、というか、わりと一本道で迷う事なく決められたゴールに連れて行ってもらえた感じがする。結局のところ、問題は提議され、判断は委ねられる、というところにある。だいたいにおいて、僕たちが望む結論にたどり着く事は、やっぱり、ない。

                    東野圭吾さんの小説は何冊かしか読んではいないけれど、どうにも、するりと、読みやすいイメージしかないなぁ。よかれ、悪かれ。
                    白夜行は、ドラマよりもやっぱり小説がよかったなぁ。暗い部分を映し出してこそ、というところは、やっぱり、あるやな、小説なんてのは。文化だから、主張だから。

                    それをみて、人がどう思うか。石投げて、どんな波紋が広がるか、ってぇのが、結局のところ大事なのでしょうね。共感、反感、しかるべし。んでまた、その感じ、の発生が水面下であっても、よし。

                    1番残念たまんないのが、無感心、無反応、そこに投じる薬があれば、よいのだけれど。
                    僕ァ、構わないよ。
                    なんていってる訳にもいかないのです、世の中は望むと望まぬとに関わらず、関わりを取ろうとしてくるものなのだもの。

                    なぁんて、思った。
                    ヤル気、は、何か物事を始め始めないとでてこないんだってさ。

                    初通し稽古

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                      やぁやぁ、本番ウン日前。初めての通し稽古をいたしました、をや。土日とも、昼から夜まで筋トレ筋トレの週末。帰宅後にはプロテインを飲んで寝るのみ!そんな日々。

                      ボディ&ビルディングの初通し稽古がようやく行われました。
                      どんな稽古を経てここに、とりあえず辿り着いたのか、よくわかりませんです。筋トレ筋トレの日々でしたから。

                      諸々、物々、形作る稽古をした後に、幾名は某顔合わせにでかけて行きました。僕はそっちにゃいかないので、通し稽古の後の祭り。

                      お芝居をしている裏の動きとか同線が大切なお芝居でもあるので、その辺りの整理の時間に使う。んで、稽古が終わってからは途中で遅れてやってきた人達に内容の振り移しをなか卯にて。ごめん、なか卯。

                      本番まで後、39日。
                      ここで通し稽古ができてるのは、割とよいタイミング。
                      ぜひぜひ、お楽しみに、きてくださいませー。

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