タンポポ
山崎努、宮本信子、役所広司。
らーめんウェスタン。
数々のサイドストーリー。
メタフィクション。
伊丹十三作品。
海女の手から牡蠣をちゅるりと吸ぅったり
女の乳房に生クリームを塗りたくって舐めたり
食とは、かように耽美なるものか。
というコトと、焼き飯、鴨なん、蕎麦、パスタ。あんど、そー、おん。
グルメ映画ではないのです、きっと。
普通のグルメ映画だったらあぁ、あの料理、美味しそうだなぁ。
と、なるわけだけれど、食べ物の描写としては、とてつもなく美味しそうに映る!
ってわけではなくって、観ている人の記憶に訴えかけるところがあるように思いましたね。
母の料理であったりすると、チャーハンのシーンなんだけど、
チャーハン、そんなに美味しそうには映ってこない。
でも、味は間違いなく想像できるのだなぁ。
でも、味は間違いなく想像できるのだなぁ。
そういうところがいいな、と思うと、ストーリーとか、もぅ、そっちのけになるんだな。
安岡力也さんと山崎努さんとの殴り合いのシーンなんて、
安岡力也さんと山崎努さんとの殴り合いのシーンなんて、
グッとくる面白いシーンもあったりするんだ。服を着替えて合わせてみるシーンとか。
でも、味覚に持っていかれるような、そんなカンジ。でした。
- 2010.04.30 Friday
- 映画
- 13:22
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- by 白井宏幸