IT/イット “それ”が見えたら、終わり。

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    あんまり映画の知識のない人間の趣味の感想ブログですから、流して読んでいってください。

    最高の映画の一つでありました、僕のハードルはだいたい低め設定だけれど。

    27年前にアメリカのABCでテレビ版が上映されてそれがVHSになって日本に来たっていうお話を伺います。

    そっちの映画も見ていなければキングの原作も読んでいないんだけれど、

    映画も結構多分キングの作品を忠実に再現できているんじゃないだろうかって思います。

    読んでいないくせになんだって思うでしょうがそこには僕なりの経験があって、

    高校時代って結構本の虫の生活が長くって、キングの作品も何冊か(「何冊か」だから大した虫じゃない)読んでいたんです。

    この話にはもう一つ階層があるんですが、それはさて置いて、

    文章で書かれた表現と、映画で見る表現が結構脳内で結びつくんです。

    小説の面白いところは脳内補完ができるところなんじゃないかって思っていて、

    映画化された時に感じる「これじゃない感」の発生ってのはしかるべきなんだと思うんです。

    なぜならば、原作を読んだ時に脳内の都合の良いように作品が完成しているので、それって結構超えがたい。

    そこへきて、原作を読んでいないくせに僕はこの映画はキングが書いているものを読んだ時に想像するものに遠くない、

    そんな風に思ったんであります。

     

    そこで、もう一つの階層の話。

    僕は英語は少しくらいしかできません。何がグローバル社会か!

    ニースの砂浜でフェレンチギャルをナンパしたくらいのことしかできなかった。

    文章を読むっていうのは挑戦したけれどもなかなか成就しなかったですね。

    英語版の村上春樹「風の歌を聴け」を途中までしか読めなかったという達成しきれないダメな思い出しかないんです。

    そもそも、キングの作品を日本語でしか読んでいない僕が、映画化された作品にたいして、

    「キングの文体がありありとわかるような素晴らしい作品だ」みたいなことを言ってるあたり眉唾なんですけが

    おそらくね、訳者が素晴らしんだと思います。白石朗さんの功績によるものだと思うんです。

    具体的にどういうところが?っていうと難しいのだけれども、日本語に変換した際に、

    きっと違和感無く英語で記された内容を伝えてくれているんだろうなぁと思ったんです。

    それを読んできた僕が、その映画を見た時に、「あぁ、キングっぽい」ってしっかりと思えたんです。

    「キングっぽい」だなんて最近の言葉の乱れ具合と磨耗具合にはほとほと困ってしまいますなぁ。

    叱責のつるべ打ちにあってしかるべきところです。

    ま、そこは舌のしびれもフグの味ってことでまとめてお腹にお納め下さい。

    それにしても副題が最悪なんである。

    「それ」って訳すなや!

    汚い言葉を使って申し訳ないけれども、もう、こればっかりは仕方がない。

    「it」てのはそもそも鬼ごっこのことなんで、「それ」が見えたら終わり、ってわざわざかっこくくりにせんでもええやん。

    もうそのまんまでえぇやん、リアルに鬼ごっこでえやん、リアルにってなんやねん。

    ガチで、ってなんやねん。真剣味がないわ。リアル鬼ごっこってなんやねん。

    ことろことろとかひふくめとか言ってるともう話がややこしくなりますもんで、

    パッチアダムスでも見て後味を薄めてもらいたいものです。

     

    サブタイトル問題はさておき、

    お話に含められた中身の濃さったらなくってそれを結構ポップに表現してくれてて、

    ポップってなんのことだかさっぱりわからなくなるくらい大人には見えない血飛沫の洪水とかあるけれど、

    まぁ、あれは女性性からの逃避の表現だったり、それを「それは大変だ」って掃除し始めるルーザーズクラブの面々も素敵

    そもそも「ルーザーズクラブ」ってネーミングが最高すぎてもう、だめろん。

    そういや、不良側の悪ガキのなかに犠牲になっちゃったけど、ダークサイドに落ちたカイロ・レンがいたよな。

    ベバリーがもう、ずるいくらいに無邪気で可愛くって、序盤に髪の毛を切るシーンが出たときから虜ですね。

    女の子が髪の毛を切るってことはそれは何かの成長の証であって重大な、って思ってるそばからギリギリ首絞められて!

    いやー、おもしろかったなぁ。

    みんなで手と手を握り合って、

    デブには結局キッスは一回だけで、

    でも、27年後にまたきっと再開できるっていう見ている僕らだけが楽しいエンディング。

     

    輝かしい時間はほんの一瞬しかないし、

    大人になっても「もう二度と会うことができない人」ってのができてしまったりする

    だから人生において、他人ってのは本当に大切なんだなって思うんです。

    結局の終着点ってそういうところになっちゃうんだけれど、再会できる友達って本当に大切。

    それを奪う権利なんて誰にもないので、恐れずに立ち向かっていくんである。

    友情を奪おうとする奴には恐れずに。鉄パイプをぶっ刺してやるんさ!

    っていうのが「第1章」を見た感想なんだけれど、

    大人になったらそんなに体も動かなくなっているし、いろいろと節々が痛くなってくるから、

    そういう強さって失われてくるんだろうなぁ。それでも怖がらずに。

    第2章を心待ちにしております。

     

    結局感想の何も大切なことをかけていないけれども、

    素晴らしい映画だったので見てくださいということでした。

    肩肘張らないただの趣味。


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