クロス×シーン 終演いたしました。そしてぐだぐだと。

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    ブログを書くまで結構時間が空いてしまいましたが。

    ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。

    物語の中身に関しては、作家の思う部分ではありますが、みなさま、いかがでしたでしょうか。

    本番を終えてのち、見ていただいたかもしれない方や、見れなかったという方に対して、

    どういったアプローチで文章を書けばいいのかと、悩んでいる、現在深夜。

    一言お礼だけ、という事にすれば簡単な事なんです。

    どうもありがとう、まだまだこれで終わらず、先へ進んでいきます。序破Q。

     

    どうにもそういう感じではなくって。

    でも、演劇ってのは「刹那的」であるという見方もできるわけですから、

    これ以上は「言わぬが花」というところでもあるんでしょうかね。

    みなさまにおかれましては(もちろん僕もですが)「演劇’も’ある人生」がより豊かでありますよう。

    映画を見たい時には映画を見ればいいし、お芝居がよければお芝居でいい。

    布団でゴロゴロしてるのもいいと思います。

    料理をしてみてもいいし、コーヒーを飲んでもいい。

    ともあれ、豊かな生活を送っていただけますように、

    少しでも、かじってしまったからには、少数派、弱者、そういうものに寄り添って芸術を。

    芸術になっているだなんてのは結構と思い切った発言ではありますけれども。

    夢物語ではなくって、人間の良いところも悪いところも、そう思って作っていた部分があります。

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    本編を見ていただいた方に向けて、知っていても知らなくってもどうにでもなる裏話を、

    今後もしかして、本編を見ていないけれども、観劇三昧さんでみたり(まだみていですけれど)、DVDを買う予定の方

    ここから先はお読みになりませぬよう(別に構わないけれど)。

    先に行っちゃってますからね、3つの時代を経た物語であるという事。

    僕が演じていた山県士郎は、山の方から来た不動産屋の息子という設定。

    どこから来たんでしょうね、福知山か、舞鶴か、ともかくお金を持っている家計に育っていました。

    僕が勝手に夢想していた人物設定ではあるんですが、妬まれていたんだと思います、親子共々。

    商売が上手であったのでしょうが残念ながら二流で。あちらが立てばこちらが立たず。

    敵の多い人生を送っていたんだと思います、父親は(息子である僕ももちろん)。

    優輔に出会って、みんなと知り合うきっかけとなります。カントクと自称する蔵田が愛する野球を媒体に

    まず、蔵田との距離は縮まって行っているものと思っています。

    その後、共通の女子に対し初恋を抱く事によって、宇治橋、その他生徒との関係を濃くしていきます。

    自身に友達ができたという多幸感から優輔の悩みや不安などは一切目に入らなくなるという、

    子供特有の残酷さを発現。「一生ついていく!」という発現は、成人するよりも前に破られる約束となるのです。

    ついていくどころか、ちらりとした一瞥を残すのみで、先に走って行ってしまうんです、士郎は。

    子供の頃の「一生の約束」なんてそんなもんです。大人になってからの約束は守りましたがね。

     

    でも、大人になってしまった後には、どうも優しい心というものをなくしてしまったのかもしれません。

    心を亡くすと書いて「忙」しい、とは誰かが言った言い回し。

    仕事が忙しくなってしまったため自分の息子に対して思いやりのある接し方ができないんです。

    愛情の欠損ではなく、自身の余裕のなさによるもの、と位置付けています。

    2幕、寿司屋のシーンでは、テキパキ仕事をこなさずマニュアル対応をする息子に対し苛立ちを覚えています。

    特にここは打ち合わせたわけでもなく、漠然と「昔のままであるわけがなかろう」という思いつきに対し、

    考察という肉付けをしていった結果、嫌われても構うまい、という思いのもとほんの一瞬の出番ですが、

    人間って年をとると、怒りっぽくなったりするよね、そんな事しないほうが周りにも自分にもいいのにね、

    と、わかっていながら回避できない精神状態、というものを表出させてみております。

    僕も、もう少し年をとると怒りっぽくなるのかしら。

     

    青年期には結婚前、結婚後とスーツを着替えておりました。

    いずれも、ほんの1、2つくらいのシーンしかないんですけれどね。小野愛寿香の入れ知恵で。

    変なところに力を入れて、自分の首を絞めるという事になりました。毎日の荷物がとても多いというだけですが。

    僕自身は優輔の目の前で「決める」姿を見せる必要があるんじゃないかなと思いながら演技を探っておりました。

    とはいえ、このようにここまで書いていながら、結局のところ、これすらも「一つの考えかた」でしかなくって、

    役者が各々持ち寄った結果に生まれた最適解というわけでもないのです。たぶん。

    なんじゃこれ、結局、「ありがとうございました」っていうだけでいいのになんだかながながと。

    いろんな受け取られ方があるお芝居なんだから、いろんな投げかけ方がある、という事で。

    ひとまずは丸く収めておきましょうか。

     

    まだまだ、今回の作品で得られた事もたくさんあったので、今後試していきたいと思います。

    お客さまに見ていただいた時に、人がそれらしく演じている以上の事を見せられるように。

    精進精進。おやすみなさい。もしくはおはようございます。


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