ついてる中山
このブログを書くにあたり、何も言伝る事無く写真を撮ってしまった自分を少し恥じます。
さて、少し恥じた後はいつものごとくいつものブログを書く事とします。
久しぶりのらーめんブログです。そういえば、全然書いていないですよね。
なんででしょうね、多分、ある程度の高みに登ってしまったんです、僕は。
もしかするとらーめんに情熱を感じなくなってしまったのかも知れない。
そんな事は無いかもしれない。どうでしょうね。
でも、ちまたにあふれる、例えば「濃厚」をウリにするらーめんの後ろ側に、
どこにでもあるような、大量生産のお印のついた、袋スープの存在を感じてしまったのです。
本当はそうではないかもしれない。
でも、そんな風に思ってしまったからには、少しだけ僕の情熱スープが冷めちゃったのです。
嫌いじゃないし、美味しいんですけれども、そういった理由で、力を込めたブログがかけなかったんです。
なんで、らーめんの事を書くだけで、走れなくなったアスリートみたいな感じにならなきゃならないんか。
さて、普通に書きますとね。
今回は千林の「ついてる中山」さんのつけそば750円を大盛りにして850円。
これを食しました。
めちゃくちゃ美味しかったです。
中華そばの素敵な部分が存分に表れています。
甘くて、しょっぱくて、辛い。お腹がすいていたのでつけそばを食べたけれども普通の中華そばも頂きたかった。
そして、つけそばには「豚足」がトッピングできるという。これも今度試してみたいところです。
あとには「煮干しそば」というのもありました。普通の中華そばと比べてお出汁の濃いらーめんです。
お味に関しては結構濃い味だったのでお好みにもよろと思うんですけれども、一度お試し下さいませ。
さてそれよりも、好感を得たのは、というのも烏滸がましいな。
老夫婦お2人で営業してらっしゃるみたいなんですけれど、こじんまりしたお店で。
大きな業務用の冷蔵庫に、小さな家庭用のガス給湯器に、小さな紙が貼付けられておりまして
ありがとう
と、かいてあるんです。
千林大宮の芸術創造館でお稽古場を押さえて、雨が降りそうな景色を眺めながら帰りました。
ありがとう、という言葉はすばらしいと思います。
忘れないように冷蔵庫にはってあるんでしょうね。
当たり前の事を忘れないように。あらあら、とても素敵な事です。
僕も天井とか、冷蔵庫に書いて貼っておこうかしら。
「落ち着け」と。
- 2014.06.12 Thursday
- らーめん
- 20:45
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- by 白井宏幸
あんさんはラーメンスープに浮かぶ出汁小僧やないか。汗いや出汁かかんかい。