病的船団、終了いたしました!

みなさま、本当にご来場ありがとうございました。6月から始まって11月まで続いた病的船団のラスト一回は、とても楽しく演じさせていただきました。
個人的な事かもしれませんが、舞台と客席の境目というものが、実は存在しないものではないだろうか、と、それは、嬉しい妄想に浸かる事もできました。
まだまだ若輩者の身ではありますが、それよりも若い人達を少しは引っ張りあげる事はできただろうか、少しは背中を見せる事ができただろうか?そんな風に思い、そこそこ自信を持ってうなづく事ができるように思います。
カーテンコールは、程よくぐだぐだで、言いそびれた事があったのですが、お客様があれだけそこにいらっしゃった、という事がやはりお芝居の最後のピースなんだなぁ、と実感できたのです。観にきてくれてありがとうございました。というのも確かに言葉通りなんですが、そこにいてくれてありがとうございました。というのが近いのではないか、という気分にもなったのです。
僕たちの半年は、目の前のお客様のホンの一時間半ですが、、いや、それはおこがましい。一時間半も共有する時間を与えてくれたという事に感謝しています。次は、予定としてはほんの20分のお芝居ですが、何かお伝えする事ができればと思います。
というわけで、今後ともよろしくお願いいたします。
白井宏幸
- 2010.11.03 Wednesday
- 2007〜10年のお芝居
- 13:01
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- by 白井宏幸